森永チョコフレークの販売終了へ

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大手菓子メーカーの森永製菓は28日、プレスリリースを公式サイトで発表。人気チョコレート菓子「チョコフレーク」の生産、販売を終了すると発表した。「チョコフレーク」はチョコとコーンフレークを組み合わせた菓子で1967年に販売を開始。同社の人気商品となった。

先日突然飛び込んできた、結構衝撃的なお話。正直、チョコフレーク的なお菓子は日清食品グループの日清シスコでも販売しているし、プライベートブランドでもそれっぽいお菓子はある。ただ、森永のって、昔は箱売りされていてちょいとした子供の憧れ的なポジションがあったし、チョコの味わいが「森永のじゃないとダメだよ」というこだわりを持つ人も多かったはず。やっぱりショック。

2019年12月に工場閉鎖のため、2019年中には生産を終える予定とのことで、来年中に滅亡って形になるのかな。


一応大元を確認したけど、販売終了云々のリリースでは無く、生産拠点の再編のお話の中で、さりげに図版で書かれているまでのお話。でもビックだよね、ニュースとしては。

先日のカールでの話でも上がっていたけど、この類のスナック系菓子の需要減退の背景にはスマホの普及があるとの指摘もある。スマホを操作するのには指が汚れていてはダメなので、指で直接食するタイプのスナックは敬遠されるのだとか。最近ワンハンドタイプのお菓子が増えているように思えるのも、それが遠因かなと思ったりもする。

チョコレート系のお菓子そのものは盛況なんだけど、社会様式にたまたまマッチしないスタイルのものは、生存が難しくなるものだなあ、と。生物の進化過程を見ているようでもある。


でも一方で、こういう話もよく見聞きした。お菓子を食べなくなる、という人もいるのだろうし、チョイスする方向性が変わってくるのかもな、という気もする。

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このページは、不破雷蔵が2018年9月29日 07:07に書いた記事です。

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