最近の携帯電話宛のスパムって、機種変でメアドも変わったとか、住所録消したのでメアド間違ってないかとのふりをして送り、反応が無いと「間違えた?返事してよ」「間違っているのならそう返事して」とし、最後に「反応ないから出会い系サイトとかにこのメアド登録するね」と脅迫して終わるのですね。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年9月29日
具体的な事例を挙げるとたどられる可能性があるので現時点では晒さないでおくけれど、検索した限りではそれなりに似たような事例があるし、パソコンではよくあったパターンだったので注意喚起として。
メールアドレスを何らかの理由で変えたり、端末を変えるとか記録していたものを消してしまったというありがちな理由を挙げて、「このメアドで合ってたっけ」という問いのスパムメール。あるいはメアドがアクティブか否かを確認する、アクティブソナーのようなものかもしれない。
それ単独ならよくあるパターンなのだけど、一定間隔を置いて同じメアドから、本物の問い合わせメールのように、「間違えた?返事してよ」「間違っているのならそう返事して」という形で色々と尋ねて来る。反応が無いと段々と諦めたり、怒ってきたりして、最後には「反応ないから出会い系サイトとかにこのメアド登録するね」とか「このメアドツイッターにさらしちゃうね」という脅迫で終わったりする。
そういう話に慣れていない人はついつい引っかかっちゃうだろうし、スパムでなくてマジ話でこういう話もあったから、かなり巧みな心理戦的スパムなのだろうなあ、とは思う。一度テンプレ作ってしまえば、あとは間隔をおいて自動発信するだけなので、手順としては楽なのだけどね。
また、この類の文面だと、本当のやり取りにも思われるらしく、携帯事業者側のスパム判定も下りにくいらしい。これが最大の目的なのかもしれないな。
コメントする