米国の子供達の17%は時々・しばしばインターネットが使えなくて宿題に難儀する

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インターネットは使い方次第ではあるけど、万能の事典的な役割を果たすのは事実。何をするのにも欠かせない存在となりつつある。逆に考えれば、使えない環境下では何かと難儀させられる次第。しかし貧困世帯などでは利用できる環境を用意できず、それがいわゆるデジタルデバイドとなっていく。

今件は米国の13-17歳を対象とした調査で、インターネットを使えないことで宿題に難儀するか否かを尋ねた結果。全体では17%が該当するのだけど、白人は13%なのに対し黒人は25%にも達している。

ただこれって人種間の問題では無く、世帯の年収、要は貧富の差が影響している。年収3万ドル未満では24%、3万から7.5万ドル未満では20%、7.5万ドル以上では9%でしかない。

他にも自宅にネット環境が無いので公共のWi-Fiを使わざるを得ないとか、(パソコンでは無く)携帯電話で宿題をしなきゃならないってのも、低年収ほど高い値を示していたりする。色々と考えさせられる結果ではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月27日 06:53に書いた記事です。

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