【緊急復刊決定!!】
— ちくま学芸文庫 (@ChikumaGakugei) 2018年9月12日
最所フミ編著『日英語表現辞典』(ちくま学芸文庫)
お問い合わせ殺到中のこちら。「どうしても読みたい!」というたくさんの声にお応えするため、緊急復刊が決まりました!書店に届くのは10月初旬頃を予定しております。お届けできるころにあらためてお知らせさせていただきます! pic.twitter.com/44xEM0eXNR
Twitterで紹介した本がバズって中古価格が高騰、というところまではありうる話だと思って見ていたが、出版社が気付いて迅速に復刊、ということになっていた。この流れは本当に素晴らしいので、多くの絶版良書で起きてほしい。https://t.co/oGQ74IrLg0https://t.co/Is1yjEVKXw
— シータ (@Perfect_Insider) 2018年9月29日
こちらでも先日紹介したかな、英語の表現を学ぶ、調べる時には必須アイテム的な形で紹介された「日英語表現辞典」。サンプルなどでもこりゃスゴイ的な高評価がもりもり出てきて、でも発売そのものが10年以上前ですでに廃刊状態にあり、市場在庫もさほど多くいので市場原理に従って実売価格もえらいことになった。
で、それでもどうしても手に入れたいとか、アマゾンなどでのマーケットプレイスなどの利用が出来ない人が出版社にツッコミを入れまくった、もとい欲しいとの要望を出しまくったこともあり、急遽復刊が決まったとのお話。
昔と比べると仕組みを整えているところでは復刊がしやすいこと、重版などを行う際の冊数が減っているので小規模印刷も不可能ではないことなどの理由もあるのだろうけど、これってある意味すごいよね、と。たとえばテレビで紹介されたり、ドラマに登場して引きが一気に強まって重版とか復刊ってのはあるのだろうけど、ツイッターで話題に上って復刊ってのは。
アマゾンでの価格(上)と在庫(下)が極端すぎ(汗)。ただ復刊が決まってからは落ち着いて来たみたい。 pic.twitter.com/kRTkPQdk72
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年9月30日
市場動向もこんな感じで非常に興味深い。昇竜拳状態で価格は上昇し在庫は華厳の滝状態で減り、そして在庫切れ。最近になって復刊決定の方が入ったからか、思惑でホールドしていた層が放出したっぽいあともある。
オンデマンドとか電子書籍ならこういう心配もあまり要らないのだけどね。一方で、良い本がお披露目されて再印刷されて多くの人の手に届くってのは、色々な意味で評価したいお話には違いない。
コメントする