うおおおおおおおおついにホームページ時代をつくったサービスが......!Webの歴史がまた電子の彼岸へ旅立っていくのか QT Yahoo!ジオシティーズ サービス終了のお知らせ https://t.co/7hWOAGTVXt
— 北山淳也 (@JUNKI555) 2018年10月1日
ウェブが、アーカイブとしてまったく信用に足らないのは、こういう地震が起きるからで、あと百年もすれば、歴史家は、紙の資料が充実してる80年代の記述を参考に、それ以降の50年ぐらいを推測するようになる可能性があると思ふ。 https://t.co/rIoIebr1n5
— 近藤功司 (@kondoukoushi) 2018年10月1日
先行記事【「Yahoo!ジオシティーズ」が2019年3月に終了するとのお話】でも書いているけど、日本の黎明期のインターネットウェブサイトのたまり場的な存在の「Yahoo!ジオシティーズ」が2019年3月でサービスを終えてしまう。それ以降はそこに掲載されていた情報はすべてデリートされてしまうってこと。無論それまでに他の所に転送されていれば残ることに違いはないし、そういう作業が比較的楽にできるのがデジタル情報の良い点ではあるのだけど。
今回のサービス終了の理由が、ぶっちゃけると「コスパが合わなくなったから」ということからも分かる通り、企業提供のサービスは容易に企業側のそろばん勘定で息の根を止められる。各情報所有者の思惑とは関係無く。
無論雑誌とかの物理媒体だって経年劣化はするし、所有者の思惑や思惑外の事情でロストすることはあるけど、デジタル情報は今回のようにすっぱりと大規模に、所有者の思惑とは関係が無い所で吹き飛ぶリスクがあるということを、今回改めて認識させられることになった。
20年を「20年も」と見るのか「たったの20年」と見るのか。情報の価値云々を考えてしまう。
MMD配布してるサイトもジオシティーズと聞いて、ホントに幅広いアーカイブが消えそうで怖い。かといって個人でアーカイブ集めるにも限界があるしな......
— 飴乃ちはれ@イカイの契約者連載中 (@chihare) 2018年10月1日
『おじいちゃんまたその話ですか』と言われそうだけど、
— tetsu (@metatetsu) 2018年10月1日
江戸時代の風俗史料はたくさんあるが、20年前「キリバンGET」と言っていた個人ホムペは二度と見れない。
30年前のゲームは今も手に入るのに、1ヶ月前サービス終了したソシャゲには一切アクセスできない
"サーバーに依存するWeb"は史料危機なのだ
企業によって保管された情報は、いつかは消え去るリスクがある、というのを体現してますのよのな、ジオシティーズを始めとする個人サイトの消失というのは。
— 碌星らせん(Rokusei Rasen) (@dddrill) 2018年10月1日
個人的に備えていた蔵書を放出している最中では色々と複雑な想いを抱かざるを得ないけど、「デジタル情報は史料危機」というフレーズは、響くものがあったりする。先日のゲーム周りでのガンダムだかゲンロンだかの団体が騒いだ歴史改ざん問題のように、後の世になってさくりと歴史を都合がよいように変えられてしまうリスクも生じるのだよねえ。こういうことが起きると。
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