原発事故以降、ググれカス(ggrks)という叱り言葉の妥当性が(特に放射能問題に関しては)かなり怪しくなった。例えば「トリチウム」を検索するとwikiの下にいきなり「死せる水トリチウム」というホラー風味の題を冠した某教授の解説が目に入る。これで熱心に「勉強」した人は逆に事実から遠ざかる。
— the_spoiler (@don_jardine) 2018年10月1日
中学レベルの理科知識をしっかりと持った上で情報を精査できればある程度の嘘は見抜けると信じたいですね、、、
— 灰色の猫:灰猫零弐 (@gley002) 2018年10月1日
正直なところ統計的なものは無いし、取得しようもないのだけど、インターネット上の情報量が日々増加して、テクニック的なSEOもいたちごっこ状態で、検索エンジン側のロジックも「正しいもの、正確性の高いもの」では無く「アクセス一杯あるのならそれが正しいんだろう」「あってるかどうかわからないけど権威がある方が正しいってことで推挙した方が文句は言われないよね」的な投げやりというか、相関関係と因果関係をごちゃごちゃにしたロジックに傾倒しているので、昔よりは今の方が、本来望んでいる、望まれる情報が検索結果として目に留まる領域に表示される可能性は下がっている感はある。特にタイムリーなキーワードではその傾向が強いし、技術的な情報でもそういうケースは多々ある。
無論、指摘されている通り、相応の判断力があれば、検索結果を正しく精査して、より正しい、適切な成果を得ることができるけど。そのノウハウや経験が無いと、変なものをつかまされて痛い目に会う可能性は否定できない。
「おしどりマコ」でツイッター検索すると、彼女らがやってきたことの害を矮小化したり、自民党、主に杉田水脈議員の酷さを出して相対化させたりするばかりの言説が目立ちますね...。
— 林 智裕 (@Nonbeekaeru) 2018年10月1日
それはつまり、福島に留まった人達が受けてきた偏見や差別、デマによる被害を矮小化させてきたことと重なりますね。
本庶先生がノーベル賞を受賞されたことで「免疫療法」で検索する人が増えると思います。
— 武矢けいゆう@外科医の視点 (@keiyou30) 2018年10月1日
残念ながらGoogleの上位には、自由診療で行われる似て非なる高額のがん治療の宣伝が並ぶため注意が必要です。
免疫療法の説明は、国立がんセンターのHPが最も分かりやすいです。https://t.co/7b42zCcfx9
自分で極力確からしい情報の精査を行う、正しいアドバイザーの指示、助言の下に正しい情報を得るような体制が整っていれば、検索エンジンは非常に良い働きをする。けど、不用意に使うとえらい結果をつかまされてしまう。この辺り、ノウハウというかテクニック的なものを学ばせる機会が必要なんじゃないかな、と思ったりもする。
あとは基礎的な知識が無いと、容易に騙されるから注意が必要だよね。
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