スーパーで食品ロス減呼びかけ|NHK 兵庫県のニュース https://t.co/QghOdJ7Gjc
— ざらぶ (@zarabu01) 2018年10月9日
...そのために値引きシール貼るんじゃないのカナ?
生産工程や流通機構、商品の展開の上ではロスが生じるのは仕方が無い。それをも含めた上での現状の商品の提供の流れであり、状況に応じてパラメータが変動することはあるけど、ロスをゼロにすることなどできなしない。
目の前のロス化した食品を見ればもったいないとの意見が出る、感情論的に憤りを感じるのは理解できるけど、それを無くそうとするために色々と手を出すのは、いわゆるゼロ理論的な発想になりかねないし、かえって他の部分でロスがかさんだり不便さが増したり、業者にも消費者にも負担が増えてしまうことになりかねない。方向性は違うけど、似たような話としては割りばしの件とか太陽光発電が良い例かな。
で、今件では食品ロスを減らすために何をしたかというと、食品の並びを消費期限が近い方から前にして、手前から取れとのお達しをしたとのこと。これ、言われなくても普段から多くのスーパーやらデパートやらコンビニでは行われている話ではあるし、「すぐに食べるなら」消費期限そのものはさほど気にしないので、どれほど意味があるのかな、と。
加え「すぐに食べる」というのが昔と比べると難しくなっているのが実情。世帯構成人数は減っているし、食が小さい高齢層の世帯が増えているからね。パッケージの食品を買っても、一度で使い切るというケースはどれほどあるのか。小分けされた、小容量の商品が売れているのが現実ではあるし。
また、指摘されている通り、ロスをできるだけ防ぐための仕組みというか手法として用いられているのが、値引きシールだったりする。「もうすぐ消費期限・賞味期限が切れて店頭に置けなくなっちゃうから、少しぐらい安くしても在庫処分したいな」というもの。
むしろアレだよね。貼り付けたら時限装置的に一定期間が過ぎると割引の数字が表れるシールとか開発した方がいいような気がする。コスト的に難しいだろうけどね。
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