機動力は立派な性能の一要素で、時として最重要なものとなる

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当方も時折取材先や観光スポット、何かのイベントに遭遇した際にその類の人を見たことがある。仕事などで使っているのなら重装備も仕方が無いのだけど、あれは多分趣味での撮影だろう、でもそれにしてはご本人の体格と比較するとあまりにも大きすぎて重すぎそうで、恐らくは振り回されているのではないか、下手をするとこけたりしないかなと不安になるようなアンバランスな状態のカメラの人。

そういう格好こそが望んでいたスタイルで、好きでやっているから別にいいじゃん、というのなら、それはそれでまったく問題ない。けがをしたり周囲に迷惑をかけない限りは、むしろ大いにやってほしい。

他方、単に良い写真を撮りたいがために装備を大充実させたら、その装備に振り回されるような状態になってしまっていたとしたら、それは本末転倒では無いかなという気がする。まぁこれはカメラに限った話では無いけれど。

当方も先日、アマゾンのほしいものリストから賜ったA10SLを愛用しているのだけど、これもまさにその考えに従った、自分にとっては外回りのデジカメとして最良として判断したデジカメだったりする。軽いしお手軽な機能だしそれなりに高解像度だし、そしてなにより電源が乾電池で下手に電池切れを気にすることはない。最近のデジカメは電気を食うので専用のバッテリーを使うことが多く、何かと気苦労があるのだよね。

無論、室内でのモノ撮りの場合は条件が色々と変わってくるので、こちらは以前購入したPowerShot G7 X MarkIIを用いている。出回りには使わないのだから、色々と選択基準は変わってくるわけだ。

機動力ってのはモノの性能を判断する際に重要な要素の一つに違いないし、使う場面によっては最大の要素となる。スマホが良い例だよね。持ち運びという要素が多分に生じるカメラにおいても、スマホ同様に機動力を重要視すべきではないかな、特に体力に不安がある人においては、と思うのだけど、どうだろうか。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月11日 07:54に書いた記事です。

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