MIT研究員に何が今1番熱いのと聞くと、人工肉だと。大豆加工が主流だけど、肉に近いタンパク質を培養するタイプ実現しそうと言うてた。動物肉は残酷、資源使う、不健康等の理由で廃れ、人工肉が主流に。将来肉は麻薬のように裏ルートで取引されるのではという話を聞きながらステーキを食べる。美味い
— たくみ@NY2年目 (@takuminy02) 2018年10月10日
細胞培養による人工肉、食用にするのはあくまでも短期的な実用化の話で、肉として食べられるようなしっかりした三次元的組織を大量生産できる技術が確立すると、移植用の人工臓器のみならず生体組織を用いたある種の機械装置的なものの実用化にも繋がっていく研究なのではないか感がある。
— うなぎ(steel_eel) (@dancing_eel) 2018年10月14日
具体的な資料が欲しいところだけど、確かに小耳にはさんだ限りでも、動物愛護の観点だけでなく、資源量の問題とかコストパフォーマンスの観点で、牧畜をするよりは植物から肉を人工的に作るとか、さらにはタンパク質そのものを培養した方が省エネになるって話は随分と前からある。
SFなどでも肉は人工生成のものがメインで、自然生成のものはレア扱いって設定、結構あるよね。今でも精進料理から発展した形などでの、大豆などからの疑似肉類は結構出ているし、なかなか美味なものもある。
人工肉が容易に生成できるようになると、食用はもとより、指摘されているような生体組織としての生成物との考え方で、人工臓器やら、生体建材としての活用ができるようになる。「ドミニオン」に出てくる生ものの建物ってのもごく普通の感じ。
「火の鳥」の未来編における「生き物の境界線とは」的な話にもなるかも。生物としての成分は作れるが、生き物にはならない、魂が宿らない、という。ロボットと機械化人間とサイボーグと生身の体との境目が曖昧になるよね。
サイバーパンクとかだと養殖や合成食料が庶民の食い物で、天然物は金持ちの特権。ってのもパターンですねえ。ニンジャスレイヤーも大トロスシは暗黒メガコーポ上層部の特権だし。メーテルは上流階級ですので、むしろ天然物が当然だと思ってて、人工じゃない初ステーキにびっくりする描写とか付くかも。
— 駄威悦糖 (@DAI_ETTOU) 2018年10月14日
漫画なんかで描かれていたシーンが、リアルなものとなる時代。そういう時代も、あり得ないではなく、そう遠く無いかもな、と予見させてくれるお話ではある。
コメントする