@Fuwarin はじめまして。突然のリプライ失礼します。いつも、特に出版関連のデータを中心にとても参考にさせてもらっています。ありがとうございます。一か所、下記記事に関してお伺いと、今後のリクエストをさせてください。https://t.co/mIRqGmmRPI
— 小林えみ:Emi Kobayashi,editor (@koba_editor) 2018年10月15日
お伺い
— 小林えみ:Emi Kobayashi,editor (@koba_editor) 2018年10月15日
すみません、最後の段落で「一部では復権の動きも見られる中で」というのは何を指されていたのか、読み取れませんでした。もしよければご教示頂けますと幸いです。
リクエスト1
— 小林えみ:Emi Kobayashi,editor (@koba_editor) 2018年10月15日
漠然として話で恐縮ですが、版元の中でも100万部越えしているようなコミックの売上はいまだにコンビニが支えている、書店がないような地域で小学生がコミックを買うのはコンビニ、という話を聞いたことがあります。「種類別販売動向の推移」はデータが入手できないとのことで→
こちらもデータの裏付けがない話で申し訳ないのですが、もし今後わかるようであれば、その分析を拝見したいです。
— 小林えみ:Emi Kobayashi,editor (@koba_editor) 2018年10月15日
リクエスト2
コンビニが書籍・雑誌売り場を減らしている中、中規模スーパーの書籍売り場は増えている、と聞いたことがあります(これもデータがなくすみません)。→
先日出張に出ていてパソコンから離れていた時にきた、「出版物販売額の実態」の記事に関する質問。ツイッター上でのリプライの形でだから、公開してもいいのだろうし、返事も同様の考えでいいのだな、ということで、当方の考えなども併せて覚書としてまとめておくことに。
とはいえ当方は日版の中の人では無いし、昔はともかく今は出版業界に直接携わる人では無いし、有料資料には原則手をつけないし、その他いろいろな理由で答えられることとられないことがあるし、分からないものは分からないまでのお話でしかないのだけど。
復権...コンビニ内での出版物忌避の動きから、ポジションが確保される動きもあるという意味です(ローソンの事案が好例)。ただし一時的な、一部的なもので、全体的な数字は縮退に違いなく。https://t.co/W8FCP8tog2
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年10月15日
「種類別販売動向の推移」...数年前までの資料では確認ができましたが、ここ数年はデータそのものが非開示となっているので分析のしようがありません。本屋が無い地域ではコンビニが雑誌取得の拠点となっているとの説は確からしさがありますが、数字的裏付けは取れないのです。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年10月15日
「中規模スーパーの書籍売り場は増えている」...こちらも公開データが無いので何とも......。ただ、ご質問の件は、日販の内部データ、あるいは業者・業界向けの専用データでなら確認が取れるかもしれません。日販に問い合わせるとよいかもしれません。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年10月15日
経験則の限りでは、確かに当方の行動領域内の中堅スーパーで、書籍売り場が新設された、あるいは増設されたケースは複数見られました。また、イートインと併せて改設されたものもありましたね。主婦や、主婦と共に買い物に来る子供向けの出版物が多分を占めていたのを覚えています。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年10月15日
で、答えはこちら。書店の規模とか展開場所の地域別の販売動向って数年前までは掲載されていたんだけど、ここ数年は非掲載になったので動向がつかめなくなったんだよね。確認したけど「掲載止めました」でオシマイ。まぁ、こればかりは仕方が無いのだけど。
指摘されて気が付かなかった......というよりははっとしたのが、中堅スーパーの小型本屋的なコーナーの設置。そういや確かに、当方が足を運んでいる中堅スーパーとか、さらにはDIYショップでも、雑誌とか新刊を並べる場所が新設されていたな。しかも大抵はイートインとか、手作りパンを販売するような場所と併設されて。親子連れの需要が確実に見込めるからとか、子供はそこで本を買って待ってるようにという待機所みたいなポジションなのかな。
この辺りはデータが揃えようが無いので数字化は難しいけど、傾向としては非常に面白い。コンビニが「町の本屋さん」的な集客アイテムとしての出版物の整備をするのと同じ考えだし、客層が絞れるってのは楽でいいからねえ。
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