「出版物販売額の実態」の記事の質問とその答えと

| コメント(0)


先日出張に出ていてパソコンから離れていた時にきた、「出版物販売額の実態」の記事に関する質問。ツイッター上でのリプライの形でだから、公開してもいいのだろうし、返事も同様の考えでいいのだな、ということで、当方の考えなども併せて覚書としてまとめておくことに。

とはいえ当方は日版の中の人では無いし、昔はともかく今は出版業界に直接携わる人では無いし、有料資料には原則手をつけないし、その他いろいろな理由で答えられることとられないことがあるし、分からないものは分からないまでのお話でしかないのだけど。


で、答えはこちら。書店の規模とか展開場所の地域別の販売動向って数年前までは掲載されていたんだけど、ここ数年は非掲載になったので動向がつかめなくなったんだよね。確認したけど「掲載止めました」でオシマイ。まぁ、こればかりは仕方が無いのだけど。

指摘されて気が付かなかった......というよりははっとしたのが、中堅スーパーの小型本屋的なコーナーの設置。そういや確かに、当方が足を運んでいる中堅スーパーとか、さらにはDIYショップでも、雑誌とか新刊を並べる場所が新設されていたな。しかも大抵はイートインとか、手作りパンを販売するような場所と併設されて。親子連れの需要が確実に見込めるからとか、子供はそこで本を買って待ってるようにという待機所みたいなポジションなのかな。

この辺りはデータが揃えようが無いので数字化は難しいけど、傾向としては非常に面白い。コンビニが「町の本屋さん」的な集客アイテムとしての出版物の整備をするのと同じ考えだし、客層が絞れるってのは楽でいいからねえ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2018年10月16日 07:05に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ホンモノのパスワードを記載した脅迫メールとその亜種と」です。

次の記事は「ポイント制でのレビューは分かりやすさ誤解のせめぎあい」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30