ミスは起こさないと同時に起きても最小限のダメージで済むようにするのが大切

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機械ならともかく人間が手掛ける場合、色々な条件下で作業のゆれが生じてしまう。なので、人が関与するような場面では、ミスが発生し得る。いや、機械だけの仕組みでも周辺環境とか経年劣化によって、ミスが生じてしまう可能性はある。プログラムだって完璧なものでもパラメータ次第で想定していない動きをしてしまうし、第一バグとか想定外の入力があったら対応しきれなくなる。

なので、ミスが起きないような配慮は当然必要だけど、同時にミスが生じてもリカバーが容易な、あるいはダメージが最小限で済むような仕組みが欠かせない。震災以降よく語られるようになった、防災だけじゃなくて減災も大切だよ、という考えと同じ。


人間が携わる工程が増えると、それだけミスが生じ得る機会が増えることになる。ボードゲームならば、失敗したかを判定するサイコロを振る回数が増えるってこと。サイコロで何が出ても必ず成功するのならともかく、そういうものならわざわざサイコロを振るまでも無い。

手数は極力減らす、増やす場合は必然性(増やすことで生じるメリットが、デメリットをはるかに上回ること)が必要ってのは、製造業に限った話では無いと思うのだな。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月24日 07:01に書いた記事です。

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