現代社会の象徴「消費税」 vol.1 https://t.co/eYXl6zXAgz あと読み
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年10月31日
日本の直間比率で直接税の割合が高い云々の件。法人税が高いからという指摘があり、だったら法人税を下げればいいじゃないかで終了。海外ガーなら米国は超直接税高いよねで終了。貯蓄財産持ちにも課税の網をかけるには消費に云々なら、逆累進性のある消費税はダメダメじゃんで大終了。 pic.twitter.com/dJcNkC3cNp
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年10月31日
先日の話のネタの続きっぽいというか、それをトリガーにちょいと探し物をしていたら見つけた記事と、そこからの絡めを合わせて。掲載そのものは4年前で随分と昔の話ではあるのだけど、内容が色あせていないのは結局本旨部分が変わっていないものだからなのだなあ、というのが読んだ感想。
で、それを元にさらに色々と調べて、ざっくりとまとめたのが引用ツイート。消費税は直間比率の是正、直接税率が高過ぎて、アングラマネーとか懐に蓄財している人とかへの課税が不十分なものになるってのがダイナミックな大義名分なんだけど、よく考えてみると何で直間比率で直接税比率が高いとダメなのか、その理由づけにはイマイチ弱い。というより、それが出来ないと死んでしまうとかいうものじゃない。
それに直接税比率が高いのは法人税率が高いからという指摘もある。だったら法人税を下げればいいじゃないかで終了。国際的な比較では日本の法人税率は高いんだから。それともあれかな、法人税率を下げるために直間比率ガーとか騒いでいるのかな。
他方、海外ガーということで他国との比較から云々って話になることもあるけど、だったら米国は超直接税高いよねで終了してしまう。ちょいと調べりゃ分かるけど、間接税比率が高いのは欧州なんだよね。
そして貯蓄財産持ちにも課税の網をかけるには消費に課税をすればいいって話も、実は詭弁だったりする。逆累進性が多分にあるからね、というのは先日【直間比率の是正って何の意味があるのだろうってことと消費税のお話】で話した通りで、目的とむしろ逆行してるじゃん、ということになる。
消費税の問題をシンプルにまとめるとこんな感じ。やっぱり消費税は全廃して、物品税を復活させた方が健全ではある。
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