財務省も経済学者もマスコミも全く理解してない事を教えてやる。『国債が暴落して国家破綻する』条件にはプライマリーバランスも、貿易収支も、財政赤字も全く関係ないんだよ。実際に、日本よりも財政状況が良好な国も、財政赤字が健全な国も破綻してるじゃねぇか。嘘をばらまくのもいい加減にしろ。 https://t.co/YHhPKGfvZO
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年11月4日
ポイントは「プライマリーバランスの悪化や財政赤字は、償還の原資が確保できない、と判断される材料になる」けど、「判断基準は"投資家によって異なる"」ので、プライマリーバランス悪かろうが、今経済不調だろうが「将来性ある」と判断する人は買うのです。自然科学のような正解はない。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年11月4日
『国債暴落して国家破綻する』唯一の条件は【多くの投資家が"この国の国債買っても償還されずに損する"と思ってしまった時】...たったこれだけなんだよ。だから『苦しくても時間かかっても絶対償還する』と思われてる日本国債は低金利でも人気で「あいつらは償還しない」と見限られたギリシャは破綻した https://t.co/7FROvWmQDP
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2018年11月4日
またぞろ国際回りの話が色々と出てきたので覚え書きも兼ねて。「理解していないこと」ではなく、恐らくは「分かっているけど分からないふりをしていた方が色々と都合がいいからそういうことにしている」という方が正解だとは思うのだけど。金融アナリストを自称する債券派な人達をはじめとして、繰り返し危機をあおってお騒ぎなされる方に百万遍イヤホンを通じて聞かせたいようなお話。ギリシャと日本を同じように語る時点で「ダメだこりゃ」という認識ができていないようでは。
加え、誰が多分を買っている、そして自国通貨建てか否かも問題ではあったりする。この辺りを語っている報道や「専門家」がどれだけいるか。
正直なところ国が国債を発行したり、それを中央銀行に買い取らせたり、それで通貨流通量を増やすってのは、家計ベースで考えれば裏技そのものなのなんだよね。今月の残高が少なくなってきたから、日本銀行券をコピーして使おうかしら、的なものだから。でもそれができるのが国家の特権であり正当な手段。ここが「国家財政と家計をごちゃにするな」というお話。
国家財政を家計と同等に見て考えるのは、RPGならエリクサーを貯め込んで使わなかったり、コマンドで「たたかう」のみを使って「じゅもん」「どうぐ」を使わないようなものなんだよね。その辺の概念を把握すると、色々と理解はできるはずなのだけど。
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