大ベテランの官能小説家の方の作品、20代の男女はその言い回しはしないみたいな事が散見されて、コンテンツにも賞味期限ってあるんだなとか。岡本倫先生が「作中にスマホは出さない。スマホが廃れてから読み返したら古いって思われるから」は、作品の賞味期限を伸ばす良い工夫だなと。
— karzusp (@karzusp) 2018年11月6日
ぶっちゃけると賞味期限の無いコンテンツなんてのはありえないわけで、例えば現在を舞台としているような物語で飛脚が手紙を運んでいたり、街中をちょんまげ・帯刀な人が闊歩していたら、それってどうなんよ、というツッコミをしたくなるけど(そういう世界線の話なら別にいいのだけど)。
そこまでロングスパンで考えなくても、例えば指摘されているようなスマホを使うか否かってのは、結構重要なポイントではある。同時に時代性が随分と曖昧になってしまうってのはあるし、話そのものにかなり制限が加えられて創り出すのが大変になるけど。でも、だからこそ長持ちしうるのかな、と。
作品に出す商品やサービスは難しいですね。特定のSNSを想定した描写なんかはもっと短くて、数年後には不自然になっているかもしれませんし。
— yasu (HIRATA Yasuyuki)@アスカネット (@hirayasu) 2018年11月6日
あーたしかに。mixiの画面が出てくると、もう古い作品って感覚になりますからw 今はLINEの画面をマンガやアニメがよく使ってますけど、SNSのシェアなんてあっという間に変わりますから、一斉に古くなっちゃう時期が出てくるかもしれませんね。
— karzusp (@karzusp) 2018年11月6日
アニメ化で作品中のケータイがガラケーだったりすると、ああそんな昔の作品なんだとか思いますもんね〜。そのへんが異世界物の多い理由ですかね〜。
— アヲカゲ@おふとん幸せ (@aokage_2013) 2018年11月6日
以前言及したことがあるけど、現代の話を取り扱った四コマでは特に、連載時の状況が反映されているってのがよくある。それが「今」を切り取った話として共感を呼びやすいから。だから数年前に連載されていた話を単行本で読み返すと、折り畳み式の従来型携帯電話ばかりが使われていたりする(その時代を取り扱っている作品は今現在の連載でも意図的にそういう描写をしてるけどね。「氷室の天地」が好例)。
mixiはいまだに存続しているサービスではあるけど、普及率とかを見ても、どう考えても一世を風靡した時期からはかけ離れた状態にあって、それを皆が使っている様子は「なんか変だぞ」となる。
ただ昨今は日常生活で使われている物品のあれこれにおいてトレンドの流れが速いので、この辺りの話も難しいものになっていくのだろうなあ、という感はある。テレビとか電話とか自転車とか、時代を感じさせないように注意して描くと、かえって古臭さとか違和感が出てしまいかねないんだよね。
コメントする