Twitterが編集ボタンを検討、ただし入力ミスの修正用--ドーシーCEO https://t.co/UQ5EukkWWr 「適切なやり方で取り組む必要がある。拙速は慎むべきだ。人々の目をそらしたり、公開された発言の記録から何かを削除したりする目的で使えるようなものにしてはならない」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年11月13日
短文で気軽に情報発信ができる、ミニブログの集合体ことツイッター。一方でブログにもかかわらず一度ツイートした内容は削除は可能だけど編集ができないということで、昔から編集機能を実装しよう云々という要望は山ほどあるし、あればいいなあという思いもちょっぴり持っているのは否定しない。ただ今件の話も「そういう話は聞いている、考えてもいる」というだけで、やることにしたってわけでは無いというレベル。
実際指摘されている通り、記録保全に役立つという大きな意味合いが、編集機能の実装で損なわれてしまうことを考えると、Facebookのような編集機能は現実的では無い。また、運用上で考えても、編集ができて前後の履歴が確認できるとかいう話になると、Wikipediaのように履歴がえらいことになるし、当然その分のデータが増え、管理が複雑になり、処理が重たくなる。費用対効果で考えても現実的では無い。それぞれのツイートに(複数の)編集前のツイートデータが連なり、どのバージョンを表示すべきかを管理する仕組みを新たに実装するとなると、仕組みそのものはそれほど難しく無いにしても、容量やら処理スピードがえらいことになる。
それよりは例えば、クライアント上の仕組みとして、ツイート後にタイマーが作動して、3分間は編集ロックがかからず表示だけがされるけど、実際にはツイートはされていないようにする(クライアント上でホールド)、それ以降はツイートが自動的に成されて、従来のようにロックがかかって編集できないようにするとか。要は、利用者側が任意に「校正の可能性があるのでツイートするのは待ち」のウェイトタイムを設けられるようにするってこと。そんなの面倒くさい、これまで通り一発ツイートがいいというのなら、その機能はオフにすればよいまでの話。
これならクライアント側の対応だけで、事実上の編集機能の実装になるから、さほど問題は発生しないように思えるのだけどね。
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