原油価格が下落中

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米国が5日から再発動したイラン産原油禁輸などの制裁で、日本など8カ国・地域が適用除外を認められたことをきっかけに原油売りが加速。石油輸出国機構(OPEC)が制裁発動後の供給減に備えて増産に動いていたこともあり、供給過剰懸念が一気に広がった。

先日からWTI関連の記事のアクセスが増えているので何かあったのかな、原油価格は高騰中だったはずなのだけど......ということでちょいと探ってみたら、つい先日からWTIなどの原油価格がもりもり下がっている。ガソリン価格もそろそろこの実情を反映して落ち始めるのではないかな、と。

で、理由はといえば、昨今の原油高の原因である米国の対イラン制裁に関して日本などが適用除外を認められたことが大きい。もちろんOPECなどが増産をしていたのも一つの要因。

さらに今年はともかく来年以降、石油の需要が減るのではという話もあり、米国自身もシェールオイルを増産するとの話も出ている。需要が減って供給が増えるとなれば、価格は下がるも当然。そして原油価格は多分に市場関係者の思惑で動く。

ガソリンを使う輸送業などにしてみれば原油価格は落ちた方がありがたい。とはいえ、あまり下がりすぎるとこれはこれで関係業界がひーひー言い出すし、よいことばかりではないのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月15日 06:49に書いた記事です。

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