出口で立ち止まる現象を何とかしたい

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もしかしたら行動科学的な話として何らかの固有名詞があるのかもしれないけど、そして以前似たような話をした記憶もあるのだけど。確かに電車に限らず、何らかの場所に入る、あるいは出るという、環境の変化が生じると、その到達で安心してしまってそこから先に進まずに止まってしまうってのはよくある話。エスカレーターの出口付近でお喋りを始めるおばさんとか、エレベーターから出た場所でお喋りを始めるおばさんとか(複数回体験しているので、そういう傾向があるのだろうなあ、と思ったり)。

あれって結局、安心感というか達成感で周囲への配慮が吹き飛んでしまうってのがあるのだろう。「乗る」という動作のゴールをもう少し奥にというのは、色々と考えられそうな気もするけど、結局それが容易に出来るのならばすでにやっているわけで、実情としては難しいのだろう。

例えば車内のドアの床に奥へと誘導する矢印を書いておくとか、だまし絵みたいなものを創るとか、少しばかり勾配をつけるとか。でも立ち止まる人はそもそも周囲の迷惑などを考えない、注意力が足りない人なのだから、そういうギミックを創っても気が付かないのがオチかもしれない。


似たような話としては、電車の混雑でドア付近がだまになるってのがある。これは出入り口付近で立ち止まるってのがあるのも確かだけど、同時にもう一つ別の理由があったりする。

それはドアから離れた場所にいると、降りるときにドアまで行けなくなるリスクが生じるから。混雑するような場では、余計にそのリスクが高まるので、ドア付近の方が安全だろうと判断して、皆が皆その周辺に集まってしまう。

解決策としては側面をすべてドアにする......というのはさすがに無理なので、ドアの数を増やすしかないかな、という気はする。車体そのものの耐久性の問題が生じるのが難点だけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月17日 07:17に書いた記事です。

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