テレビを配偶者と一緒に見ていて配偶者が「あのアップルパイ美味しそうね」と言ったら、配偶者が言ったのは「あのアップルパイ美味しそうね」ってだけなんですよ。これが感情ドリブンが過ぎる人にはありもしない意味に聞こえる。人の書いたものが読めないのもこれと同じこと。
— 桂木裕【OM-D E-M5 Mark II】 (@mayakima) 2018年11月15日
「アップルパイ美味しそうね」を「こう言ったんだからアップルパイを買ってくるのが"普通"だよね。私の好きな店くらい言わなくてもわかるよね夫婦だからね」という意味で使う人がいるのが恐怖なんですよな。そしてこういうこというと「優しくない/思いやりがない」と断罪されるのも恐怖。 https://t.co/8oSduC2VS8
— じろまるいずみ (@jiromal) 2018年11月15日
「お気持ちヤクザ」的な言い回しがぴたりと来る事例が多々見受けられるように認識される今日この頃。具体例としてのお話が挙がったので覚え書き。今件は状況的にも何気ない言葉のキャッチボールそのものが楽しみであることは容易に理解ができるのに、勝手深読みをしたり、相手の気持ちを自分の想像で肉付けして、具体的な意味合いを持たせ、その期待に応えないと「思いやりが無い」とか「優しさが感じられない」となじられる。なんか理不尽だよな、と。
これって時代劇でお代官がさり気なく賄賂を要求して商人がそれに気が付かずにいると、「もっと何というか」と繰り返して聞いていくような感じ。
「普通だよね」という言い回しが使われているけど、あなたが思っている「普通」が、他の人にも普通であるとは限らない。ましてや頭の中に考えていることが相手に伝わるひとは無い、超能力者じゃないのだからってこと。
むしろ気をまわして、思った通りの配慮をしてくれたら、ありがたい、ラッキーと思い、そうで無くても分からない、単なるやり取りに過ぎないってのが当たり前と考えねば。
まぁ、深読みしたところで間違った読み方をしていることも多々あるし、たとえあっていたとしても、その読んだ内容が正しい、さらには正しかったとしてもしてほしいこととは限らないって場合もあるし、ね。
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