どこの業界もそうですけど、担当者はゴリゴリにエゴサして、そのツイートのスクショを資料に盛り込んで、実際にそれのおかげで企画が通ったりします。なので、「自分が何か気に入ったら、その気に入った点のポジティブな感想をツイートする」と、担当者が動き、企業が動き、世の中が動きます。なかよく
— イトッポイド/Vtuberだよ(@itopoid) 2018年11月26日
エゴサーチ、要は自分自身の展開している商品やサービスの名前をソーシャルメディア上などで検索して、どのようにネット界隈で言及されているのかを確認すること、セルフサーチとも呼ばれているのだけど(「エゴ」ってのがネガティブな方向性を持つ言葉なので個人的にはあまり使いたくない)、これってどの業界゛もやっている感はあるんだよね。漫画家は自ら積極的にやってますよと宣言しているのが多々居るし、疑問やトラブルを商品名込みでツイートすると、その対策とか謝罪が直に公式アカウントから来ることがある。
無論、自営・自由業以外の人は「セルフサーチしてますよ」という宣言をすることはないので(市場調査してますよ、と具体的な手法を含めて語る企業はあまり無い)統計の取りようはないのだけど、そういう専門の部署がある企業もあれば、外部のリサーチ組織に投げているところもあるだろう。また、携わっている個人がチェックしている可能性もある。
そういうのまで含めて、ネット上の、特にソーシャルメディア上の意見は、固有名詞を挙げた場合、該当する場所に届き得ると考えた方がいい。でもそれに目を通すか否かはまた別の話なので、何の反応も無くとも怒っちゃいけない。テレビ番組に投書して、取り上げられなかったからその番組が悪いと逆切れするようなものだ。
ほんと「このお菓子おいしい」「このグッズいい」とか思ったらお客様センターに「サクサク感がおいしかったです」「デザインが気に入った」と送るだけで開発陣大喜びだし「固定ファンがいるので来季も生産継続」となるんだよマジで。「お客様の声データベース」に登録されるし、頼むから送ってくれ https://t.co/lEMc1WRiZd
— tetsu (@metatetsu) 2018年11月27日
まぁ、どこぞの料理番組とか料理漫画のように、万人が涙するような華麗な文面を仕立て上げる必要は無く。自分の思ったままの内容を素直に、美味しかったら美味かった、ステキだったら素晴らしい的な話をどんどん書き込めばいいと思うのだな。ダメな方面はむしろ、注意喚起とかならともかく、単なるけなし的なものだったら、書く必要はどこにあるのかなあという気もする。もっともそれが憂さ晴らしになる人もいるのだろうけど。
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