「ひとは年齢を重ねるにつれて、自動的にレベルが上がっていく」みたいな幻想が蔓延していますが、年齢というのは「プレイ時間」に過ぎなくて、レベルアップに必要なのは「経験値」ですからね。電源付けっぱで朝まで放置しておけば「プレイ時間」は勝手に増えますよ。年齢から読める情報は少ないです。
— プロ奢ラレヤー(@taichinakaj) 2018年11月29日
時間を重ねるに連れて色々と経験を積んでそれなりに大人になっているはずなのに、どうも中身が子供と同じだなあというケースに遭遇することが多々ある。単に老化で能力にあちこち欠けが生じたり劣化したり、あるいは経験値を積んでいるのだけど情報のアップデートができて無くて古いスキルのレベルが高くなっているだけで現状に対応できないだけってのもあるけど、この考えも一つの理由としてあるのだろうなあ、という納得感を得られたお話。
要は時間の経過の中で得たのは単なるプレイ時間で、経験値では無いというもの。ああ、これなら分かる。無為に時間を過ごしただけでは、蓄積されるものが無いから、時間の長さと本人の質のレベルとか技能とかとは比例しない。「無駄に時間を過ごすな」という教訓なんだろうな。
あるいはちゃんと方向を見極めて経験を積めということなのかもしれない。単純にプレイ時間を増やしただけでなく、プレイもしているのだけど、倒しているのはスライムだけだったりする。スライムの累積淘汰件数は増えているけど、経験値はほとんど変わっていない、とかね。または道端に落ちている石を拾っていただけとか(ラノベでスライムだけを数百年倒し続けたらレベルマックスになったってのもあるけど、あれはあくまでも創作だから)。
時間を見るってのは大切な指標ではあるけど、それのみでは判断を誤ることもある。いや、逆だな。優れた技術を見た時に、そこに至るまでの時間を知って、その技術の裏付けとして時間≒経験の実情を確認する、ということかな。
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