「あなたのパスワードが侵害されました」的なメールに注意

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警視庁サイバーセキュリティ対策本部は11月30日、「あなたのパスワードが侵害されました」「私は沈黙のためにあなたからの支払いを期待しています。」などと不自然な日本語で仮想通貨を要求する脅迫メールが拡散中であることを警告し、返信・要求などには応じないよう注意喚起した。こういった不審なメールに対して警視庁は何度も注意喚起しており、これらのメールを受信しても返信せず、要求には応じず、添付ファイルやリンクを開かないように改めて呼びかけている。

先日言及した、ヤフーの解説コメントでも触れた記憶があるのだけど、リストハッキングで取得したメルアドとそのアクセスパスワードを用いてメルアドをのっとり(具体的にパスワードを披露してその証明をしている)、仮想通貨を要求する脅迫メールが浸透している。けれどそれを悪用して、そういう手段があるというのが広まっているのだから、それに偽装した適当なメールを脅迫に使ってしまえというものがけた違いに増えている。パスワードを披露しなくても「お前の端末を乗っ取った」「カメラでいやらしいところを撮影した」などとそれっぽい脅しをすれば信じてしまう人もいるだろうということ。さらに送信元のメルアドは容易に偽装できるからね。

で、この類の偽装乗っ取り脅迫メールが山ほど来ているとのお話。まぁ、この類は他のスパムメール同様に、届いても一切手を触れずゴミ箱にぽーんが一番。パスワードが実際に書かれていなければ何の問題も無し。もし書かれていて、それが本当のパスワードなら、さっさとパスワードを変えればよいまでの話。


最近は連続受信ということは無くなったのだけど、ちょいと前まではこんな感じで、連続して同じ内容の今件該当メールが届いたりする。スパムを送る側のツールの設定が間違っていたんだろうなあ、という感はある。

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このページは、不破雷蔵が2018年12月 4日 06:56に書いた記事です。

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