オンラインゲームの紙媒体での解説本って難しいよね

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日本からは撤退してしまい、海外のみの展開となり、仕組みも無料プレイ制度にシフトしてしまった「ウルティマオンライン」。先日の掃除の中で出てきた、それの関連攻略本・解説本がこれ。恐らくもっとまだまだたくさん出ていたはずだけど、とりあえず手元にあったのはこんなところ。

なんでこんなにたくさんあるかというと、ゲーム攻略本ブームだったってのもあるけど、当時は今と比べるとウェブなどで情報を集約して公開するってのがあまり広まっていなかったし(だからこそそういう専門サイトには多くのアクセスがあって有名にもなった)、次々に大型バージョンアップをするので、そのたびに変わったデータ、追加されたデータを反映していくので、次々に新しい本を出していく必要があった次第。

まぁ出版社側としては、あまり考えずに次々と新しいシリーズ本を出せて、しかもそれなりにさばけるというメリットがあったから、もりもり出していくことになったのだろうけど...ぶっちゃけると時刻表とか、株価や玩具の年次カタログみたいなものだ。

ただ、見方を変えるとこの類の本って、中身はさほど違いが無いし、古いものはデータ的に役立たずとなる。ネタ的な読み物以上のモノはない。古本としての意味合いも微妙なものになったりするのだよね。市場価格は当然ゼロに等しいもので、結局最低限のものを残してさようならモードに。まぁ、仕方が無いかな、と。

今のネットゲームとかスマホアプリのゲームなどは、紙媒体で攻略本云々ってのはビジネス的に難しいのだろうなあ、日々アップデートしているし、と思う次第。逆に言えば時間の経過でも変わりがあまりないもの、例えば名場面集とかイラスト集、ビジュアルブックとかファンブックの類は意外といけるんじゃないかな、と思ったりもするのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2018年12月10日 06:55に書いた記事です。

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