ありません。書籍、および電子書籍の主たる読者は投稿サイトのユーザーと異なると考えております。その前提の上で、サイトで楽しみに読んでいた読者を失望させることは、誰にとっても得策ではないと考えます。 #peing #質問箱 https://t.co/3RB2yo6mir
— レジェンドノベルス (@legendnovels) 2018年12月9日
今やウェブ上に多数の小説やコミックの登竜門ができている時代。投稿された作品が紙媒体などでの商業書籍化された場合、ウェブに投稿されていた原典というかおおもとの作品はどうするのだろうか。これ、考えてみると結構重要な問題だったりする。
で、すべてがすべてというわけでは無いけど、今件の場合は削除の予定は無し...ということで、なぜ削除しないかについて、ちょいと興味深い話が。「書籍、および電子書籍の主たる読者は投稿サイトのユーザーと異なると考えております」って何気に深い言及だよね。
これ、さらりと面白い話をしているんじゃないかと思う。
— 刻一【書籍化決定】カクヨム累計12位 (@kokuitikokuichi) 2018年12月9日
っていうか、自分も似た話を聞いたわけで...
恐らく、各出版社は『WEBで読んでる読者は書籍版をあまり買っていない』的なデータか何かを持っているのだろうな。 https://t.co/L9XUiQ6pO3
他社については存じ上げませんが、小レーベルでは創刊のために行った独自の定量調査によって、これについても下支えとなる数字を持っております。当然ながら開示できる類のものではありませんが......。
— レジェンドノベルス (@legendnovels) 2018年12月9日
やっぱりそういうデータあるんですね。
— 刻一【書籍化決定】カクヨム累計12位 (@kokuitikokuichi) 2018年12月9日
なるほど。WEBから続けて書籍版を買ってくれる人は多くないとは理解してましたが、そうなっちゃうぐらいの数字なんですね...
「フォローとかポイントの数字は関係ない」という話を聞く理由が分かったような気がしました。
ええと、サイトの読者が買ってくれないというよりは、別のところに読者がいると捉えています。
— レジェンドノベルス (@legendnovels) 2018年12月9日
別のところ、ですか。
— 刻一【書籍化決定】カクヨム累計12位 (@kokuitikokuichi) 2018年12月9日
そのあたりが重要ポイントっぽいですね。
どうも想像してた以上に購買層がはっきりと見えているっぽい。
WEB小説も出版増えてきてから5年ぐらい経つし、そろそろしっかりとしたデータが集まってきてる感じですか。
で、その言及へのツッコミとそれへの回答がさらに興味深い。やはり内部データとしてそう言及できるだけの裏付けがあるわけだ。もちろん公開手法やらジャンルなどでデータの結果も変わってくるだろうけど、少なくとも今件に限ればそういう結論が出せるだけの裏付けはある、と。「サイトの読者が買ってくれないというよりは、別のところに読者がいる」ってのは色々と考えさせられるよね。
まぁ、紙媒体の書籍を購入するってのがどのようなケースなのかとか、まずは周知されなきゃ始まらないよね、とかウェブでの読者と紙媒体の読者は必ずしも一致する、重なる部分が多いとは限らないとか、分析...というかデータが無いので推測でしかないけど、興味をそそる話には違いない。
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