授業中のスマホは調べ物とか必要なことに使う分には禁止してないんだけど、最近生徒を見ていてなるほどそうやって使うのかと思ったのは、教科書や問題集を忘れた子が友達に必要なページを写真に撮らせてもらってそれを見ながら授業を受けるのと、目の悪い子が板書を撮って手元で拡大して見るの。
— すまう(Hitomi Nakajima) (@sumaus) 2018年12月8日
遠くて見えないものを見るのに重宝するよね>スマホなどのカメラ
— KGN (@KGN_works) 2018年12月9日
私より目の悪い方に伺って(もっとも当時は「デジカメ」)、やってみたら便利でした
デジカメ業界を恐怖のどん底に陥れているスマートフォンのデジカメ機能。ぶっちゃけると昨今のコンパクトデジタルカメラの機能をはるかに凌駕しているし、持ち運びの便利さや編集機能とかインターネットへのアップロードのあれこれとか、さらには利用時の気兼ねなさ(みんな持っているから注目されない)まで含めて、写真を撮るという概念そのものをこれまでのものから根本的にひっくり返してしまった感はある。コンデジと比べて劣っていといえば、今じゃ電池の持ちを気にしなければならないってことぐらい。
で、そのスマホのカメラ機能を単にデジカメ的に使うのではなく、コピー機的に使ったり、双眼鏡のように用いるとかいう話があり、なるほど感を覚えたりする。そういえば以前、電車内で視力が低い人がスマホを使って周囲を確認する的な話もあったし、未来だよなあ、という感は否めない。
何らかの道具が普及し始めると、色々な状況の人がそれを手にして、自分の状況に併せて、さらには工夫をして、新たな使い方が行われるようになる。その使われ方が広まると、さらにその道具の利便性が底上げされ、より多くの人が使うようになる。電池の消耗度合いの問題さえ解決できれば、今回のハンディコピー機的なものとか、双眼鏡的な使い方も、もっと幅広く行われるようになるのだろうな。
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