「可能性はゼロではない」といった表現が混乱を招く問題、IPCC第5次報告書が非常に良い統一基準を作っていたので、これを参考にすると良いと思った。可能性が1%未満の場合は「ほぼあり得ない」で統一してる。 pic.twitter.com/y8IPfrEFXm
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2016年11月28日
例のファクトチェックなるものを棍棒にしたあら捜し的な動きも併せ、理系的な数理上の考えの上で表現をすると、文系的なざっくばらんな表現で誤解釈されてしまうような問題。ゼロでない以上、その筋の専門家としてはゼロとはいえないってのが、専門家としての責務ではあるのだけど、扇動家などはその辺をついて大騒ぎをしたりする。
で、数量的な確率論と、表現上の問題に関して、こんなフレーズを当てはめればいいんじゃないかという指針。「可能性とは不確実性を定量的に表現する用語であり」という一文だけで、もうびびびっとしびれてバタンキューな状態ではある。
無論この表現が絶対原則で他のものはダメってわけではないけど、この類の指針が一つあると、色々な場面で役に立つことは間違いない。大きくプリントして、どこかに貼り付けておきたい感じではある。
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