新聞やテレビがフェイクニュースを流すと、その筋の専門家や事情通がツイッター上で「それはウソ」とすぐに教えてくれる。ツイッター発のデマもあるけれど、ツイッターは誰に言われたわけでもないのに、なぜか相互チェック機能が健全に働いていて、そのデマを否定するツイートがすぐ現れる。新聞やテレ
— 遠子先輩 (@murrhauser) 2018年12月19日
ビが過去に総理や大臣に濡れ衣を着せて次々と失脚させてきたことや従軍慰安婦とか強制連行とか南京大虐殺とか日本並びに日本人にも濡れ衣を着せてきたことがバレてるけれど、それって相互チェック機能どころか各社がグルになってたってことだよね?相互チェック機能が全然働いてなかったって事だよね?
— 遠子先輩 (@murrhauser) 2018年12月19日
インターネット、特にソーシャルメディアの最大の特徴にしてメリットは、情報発信のハードルを無茶下げたこと。かつては一部の界隈のみの特権だった情報の発信と拡散がけた違いの大勢にできるようになったことで、情報は発信する特権階級が一方的に発信し、多数はただ聞く耳を立てて平伏して受け取るだけという構造が崩れてしまい、誰もが相互に情報のやり取りをできるようになった。
フェイクニュースはネット発で既存のメディアはそれを監視して正す立場にある...なんて話が盛んに既存メディアから主張されているけど、それもまたフェイクなニュース。元々意図的なウソ話はどこからででも発信され得るもので、それがフェイクニュースとラベリングされたに過ぎない。朝日新聞のKYとか二つの吉田問題とかが典型的なフェイクニュースだよね、と。
で、よく考えてみると、メディア関係者以外からそういうツッコミが入るようになる前の時代においては、メディア自身で相互チェックとか無かったのかな、という疑問が湧いてくる。そりゃ皆無ってわけでは無いけれど(皆無とか全然働いてなかったとか表現すると、例のファクトチェックな人達が棍棒ふりまわしてやってくるぞー)、そういう事例はまれだったりする。
そういう相互チェック機能、自浄能力がほとんど働いていないからこそ、現状のようなスットコな状態になっているのだなあと考えれば、するりと理解の紐がほどけてくるのだな。既得権益とか利権とか大騒ぎする業界が、実は一番のそういう問題を抱えて退廃していたという、よくあるパターンな気がする。そして今でもそういう機能はほとんど働いていないのだけどね。恐らく。
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