無理しての出勤は病理を広める悪事でしかない

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物理的にどうしようもない場合ならいざ知らず、徹夜や睡眠時間を削っての作業は、作業時間あたりの効率を思いっきり下げる行為であって、時間をかけたという自己満足以上の効果は期待できないってのは、多くの人が自分の経験として知っているはず。時間を倍かけても、時間単位の効率が半分になったら、出来上がるものは同等でしかない。心身のトラブルリスクを考えたら、まったく意義の無い話なんだけど。

これと似たようなものとして挙げられるのが、今件のような病症が感じられるのに無理に出勤してしまうという話。薬を飲めば大丈夫、熱があってもノープロってのは素人考え。風邪薬は多分に症状を抑えて鎮静化させるだけで、症状そのものを無くしたわけじゃない。水道で水漏れが生じていた時に、手で押さえているようなもの。水漏れそのものが直ったわけじゃないんだよね。目に見えない部分で病理はそのまま生じているのだから、他人に感染してしまう可能性は多分にある。普通の姿かたちをしているゾンビが人ごみに紛れ込むようなものだ。コワイ。

そんなこと言ったら、本人もまったく無自覚でも病理を持っている可能性もあるじゃないか、といわれれば、ハイそうですねとしか言えない。今件のような可能性が自覚できたら、極力他人に広めるような行為をするなってことなんだよね。麻疹の話が良い例ではあるのだけど。

先日の【「目元あったかアイマスク」調達】でも同じような話をしたのを思い出す。目が疲れているから使うアイマスクで、目を使えるようにしながら利用できるってのはどういうことなんだろう、便利そうに見えるけどよく考えたらそれって変じゃないかなと思ってしまった。1つお試しで使った時にそれに気が付いたので、残りは封印して、緊急事態で無い場合以外は使わずに、他の普通の温熱マスクを調達しようかなと考えている。

身体の不調ってのは本人にそれを伝えるシグナルに他ならない。的確にそのシグナルが意味するものを把握し、正しい対処をしたいものだ。

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このページは、不破雷蔵が2018年12月22日 07:50に書いた記事です。

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