同じ年頃の子供とは上手くいかないタイプもいますが、ああいう子には「学校の制服を着た集団」で象徴されるグループに所属しろ、なんて言うメッセージ出しちゃいかんのです。
— KGN (@KGN_works) 2018年12月22日
「所属しなくて良い」が明示されないと、適していない集団に適応しようとしてくだびれ果てるだけです。 https://t.co/TlTz2Lf1YP
某啓蒙ポスターに絡んで色々といじめやら居場所に関する話が出ているけど、それに合わせてのお話。管理する側は皆が一緒でまとまった場所にいる、大勢に囲まれていることが幸せを感じるという認識で全員同じって方が楽ではあるのだろうけど。実際には一人でいた方が気楽の人もいるし、そうでは無いのだけど現状が居心地の悪い環境だったっていう人もいる。そしてそういう思いを他人に表明できない、し難い人もいる。下手にそれを口にしてしまうと怒られたり、無理だからと否定されたりする経験を持っているとなおさら。あるいは無理だという事を自分で理解してしまうと、自分の心の中で袋小路に陥ってしまう。
確率論的にはそれほど多くは無いのだけどね。
居るべき場所を見つけるまでには、必ず「周りに人が居ないと思えてしまう時間」が存在するからね。
— KGN (@KGN_works) 2018年12月22日
「一匹狼なんか珍品!!」じゃなくて、「一匹狼に見えちゃう時期が必ずある」の。
その時期も肯定してあげないとダメ。
新しい群を探しにいくために、出て行くことが出来なくなるから。
居るべき群を探してウロウロしてる時期、を肯定してあげないと、「探しに行くことさえ悪なんだ」と勘違いしちゃうからね。
— KGN (@KGN_works) 2018年12月22日
「残念だけどここは君に向かない場所だから、探しに行こうか」と背中を押してあげることも考えろよと。
会社勤めになってもプライベートな時間で色々とできるし、フリーな立場ならなおさらだけど、学生時代はその辺りの自由感が無いので、環境が合わなかった時の立ち位置探しがとても難しい。ましてや、その立ち位置の相性の良し悪しとか、自分にあった環境探しそのものを否定されたらたまったものじゃない。塾とか習い事とかかなあ...。
この辺りの話って「みにくいあひるの子」を思い出すんだよね。あの話であひるの子は自分の居場所が元の家族の所にはないということで逃避行をするんだけど、逃げ出せなかったらどうなっていただろうか。
また、居場所との相性について少し軸がずれていただけだったとしても、「逃げ出すことが出来る」という選択肢があるだけで、随分と気は楽になると思うのだよね。
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