料金引き下げも、携帯サービス苦情2万件の半数は「店舗販売」(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース https://t.co/sC8YZCqhUJ @YahooNewsTopics
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年12月23日
昨今は特にだけど「~という話がある」「~という形だ」的なものは報道内容を鵜呑みにせずに、一次ソースをあたって実情を確認しないと、容易にミスリードさせられたり、踊らされたりするので注意しなきゃならない。今件も12月も終わるこの時期に、何で11月末での話がニュースとして伝えられているのか、その辺の意図までつかみ取る必要があったりする。それ、もうニュースじゃなくて論説だよね。
で、携帯電話にかかわる苦情の多分は店舗販売にある、ということだけど...。
一次資料は モバイル市場の競争環境に関する研究会(第4回)/ICTサービス安心・安全研究会 消費者保護ルールの検証に関するWG(第4回)合同会合 配布資料 https://t.co/mDGmDlSNnQ 1か月前のネタがなぜ今頃「ニュース」になるのか不思議ですが。 pic.twitter.com/iGm4dZqgB2
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年12月23日
一次ソースを当たってみたところ(こういう話に限ってソースを見つけにくいのが困りもの)、こんな感じ。わざわざ相談をしてきたレベルの苦情でも、店舗が大部分。「不明・その他」はどのようなものか推し量ることは難しいけど、仮にそのうち半分が店舗関連だとしたら、6割強は店舗絡みだろうなあ、と。
【携帯電話】
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年12月23日
・通信容量が大きな料金プランを勧められ言われるまま契約したが、後で必要のないものだったと分かった。
・スマートフォンを契約したら、不要なタブレット端末やヘッドフォン、充電器等の付属品とのセット契約だった。
あるある話で盛りだくさん。 pic.twitter.com/H0rzrd9esa
そして店舗絡みの苦情の内情としては、多分にこんな感じ。まぁ、お察し案件ではあるし、ネット上でも日々見かける話だけど、抱き合わせとか押し売りとか説明不足とか。ああ、これってアレだ。保険とか投資信託といった金融商品の販売で問題視されたものと同じだわ。インセンティブとか継続的な支払い状態とか、まさに保険の販売上の問題と類似しまくり。
抱き合わせや余計なものはざっくりと法令で締めるしかない。説明に関してはしっかりと行うとともに、それで理解できない人には売らない・売れないというようにしちやった方がいいんだろうとは思う。それこそ電子レンジや冷蔵庫と同じ感覚で売っちゃいけないんだよな。インフラ化しているという観点ではそれに近いけど。アフターサポートで対応してもいいのだろうけど、その場合はしっかりと人件費で採算が取れるぐらいの高額にしなきゃならない。でもそれをやろうとすると、先日の某パソコンショップのように「正義の味方」的な人達が大騒ぎするのだろうなあ。
コメントする