フェンシングの太田さんが、ワイドショーで面白い事を言っているな。
— 高村宗一 (@takamurx78) 2018年12月15日
フェンシングの大会を体育館で入場料1000円で全く集客できなかったけど、入場料を5000円にして劇場で開催したら満席になった。
普段演劇を見ている客層相手に、色々演出を工夫して興行する、という発想の転換。
人は、お金の価格に対して絶対評価を持っている訳じゃない。
— 高村宗一 (@takamurx78) 2018年12月15日
体育館で見る1000円より、劇場で見る5000円を安く感じる場合があるんだ。
これって、スポーツだけでなく色々な事に通用する話だよね。
ただ値段を下げるだけでなく、値段は上げても価値を付加する事でより普及する物がある。
二束三文の壺を価値あるものとしてラベリングして大儲けをしたルソンの壺の話とか、霊感商法的なものとか、キャラクターグッズとか版権ものの話とか。善悪まとめて人の対価天秤の基準ってのは不思議なものだなということを改めて実感させられるお話。
この類のって、指摘されてみればなるほどって納得できるのだけど、自分で新しいものを創生できるかってことになると、なかなか難しいのだよね。ここに以前から何度か取り上げている「自分はたやすくできるし当たり前のものだと思っているけど、他人にとっては貴重なもの、大変なものには、大きな価値が見いだせる」ってのがつながってくるような気がする。【他人に喜ばれること、自分がやりたいこと、自分で出来ることが大切】とか【自分が楽にできることが長所であるとの考え方】辺りのお話。
あとは市場調査というか、ターゲットがどこにいるのか、採算がとれる対象なのかを見極められるのかってのも大切な気がする。プラスαをすれば今まで見向きもされなかった層から思いっきり評価されるとして、それをどうやって見極めるのか、その反応はどれほどなのか、とかね。
人は何にお金を払うか、ということを考えさせてくれますね。
— 吉澤準特/『図解作成の基本』Amazon全体7位 (@juntoku_y) 2018年12月17日
自販機で100円のコーラも、グラスに移し替えて氷で冷やし、レモンを添えて高級ホテルのウェイターが出せば、750円でも売れます。
※京王プラザホテル多摩 pic.twitter.com/wxcrTSDtHe
場所と権威づけ、需要と供給を併せ考えれば、原価にいくら上乗せしても評価はされ対価は支払われる......まぁ、この事例の場合はそれなりに経費もかかっているから仕方が無いのだろうけど。山頂の自販機で缶ジュースが通常の数倍の価格で売っているってのと同じだよね。
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