フリース素材着て家事は本当に気を付けて
— みしょん (@rean0303) 2018年12月27日
火に触れてなくても燃え移るから。
母は換気扇を付けようと上に手を伸ばしたら袖に燃えうつった一瞬で背中まで。幸い父もいたから怪我もなく大丈夫だった。フリース、毛布素材着て家事は出来れば控えて。
母から今日聞いてフリース着て家事するのやめるわ
フリースは石油製品で細かな空気の気泡で出来ていますから、あっという間に燃え広がりますので火気には気をつけて下さい。
— イクヤフ (@eqyw135) 2018年12月28日
90年代前半のアウトドアブームの頃、フリースが普及し出してよく焚き火で皆さん服を燃やしていました。
フリースってのはPET(ポリエチレンテレフタラート)で創られた柔らかい起毛仕上げの繊維素材。冬場になると愛用している人も多いであろう服の素材で、温かくてすぐに乾くし軽いし洗濯もできるし安価ってこともあって、実に多様な服に使われている...けど、静電気が発生しやすいし、毛玉が生じやすいし、何より今回の話のように、火が燃え移りやすいというリスクもある(最近では材質を変えて燃えにくいフリースも開発されているのだそうな)。
フリース素材の服を着ながら料理をしたりとか、ストーブのそばで作業をしていたりすると、何かのはずみで火がついて、燃え広がる可能性は否定できない。指摘されている通り、あっという間に燃え広がるので、当人はパニックに陥る。そりゃそうだ。自分が火だるまになるのだから。
お気軽な服なだけに、ちょっとだけならとやってしまいがち。当方も気をつけねば。
冬場が危険、「表面フラッシュ現象」にご用心! | 中野区公式ホームページ https://t.co/sW2n0BSJMq 2014年の記事 pic.twitter.com/1NM4lerZkd
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年12月28日
「着ている衣服に火が移ってしまったら、近くに風呂場や水道がある場合は、すぐに水をかけて消火(冷却消火)しましょう。身近に水が無い場合は、急いで地面に転がって消火(窒息消火)してください。消火後は、念の為に必ず医療機関で医師の診察を受けましょう」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年12月28日
一応裏付けのデータと、万一の時のための対策。「生地の種類によっては着火した際に生地の表面で一瞬のうちに燃え広がり瞬間的に火が走る」ことを「表面フラッシュ」というんだなあ。
正月は気が緩みがちだし、出先でやらかしてしまう可能性も否定できない。対策を覚えておけば、何かあった時に、冷静に対応できるようになる、かもしれない。自分自身はもちろんだけど、周囲の人に対しても。
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