「◯◯になりたい」で就いた仕事はかなりの確率で不幸な悩みに直面する。「◯◯がやりたい」から逆算する形で(業種や肩書きに憧れるのではなく)選んだ仕事の方が、そういう悩みは少なくなると思う。
— 仰木日向(@ogihinata) 2018年12月28日
ぱっと見聞きでは分からないかもしれないけど、読み返してみるとああそうか、なるほどと思わせてくれるお話。例えば警察官になりたいとか、プログラマになりたいという、自分の将来の夢、付きたい職業を設定してそこに向けて邁進すると、不幸な悩みに直面する...って具体的に何かは書かれていないので、自分で考えてちょ、ということなのだろう。
当方としてはこれは「就いた時点でゴールに達してしまうから」ではないかな、と。目標がお目当ての職業に就くこととなってしまうと、その職に就いた時点でこれまでの努力や願望や夢が全部かなってしまうことになる。さてそこからどうしよう、どうなるのかなとなると、宙ぶらりんモードになるし、自分の本質や個性とのマッチングという純粋な観点で頭を抱えるような話になりかねない。
だったら、なりたいものではなく、やりたいことを見定め、そのやりたいことをできるようにするためには何になるべきかを考え、それを目標とすればいい。料理が好きだからコックさんになるとか料理研究家になるとか、そういう感じ。
まぁ、「●×になりたい」という願望でその職について、そこから頑張って「〇×をやりたい」を見出していくというケースも多々あるのだけど、回り道をしちゃうかな、という気はする。
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