「あなた自身は使わなくても、あなたが乗ってる電車や車を設計製造する人には必須。食べてるものを作る人にも必須。あなたは教育を拒否してもいいが、他人が教育を受けた恩恵にあずかってることだけは忘れるな」ですねえ>「元素記号やサイン・コサイン・タンジェントどこで使うの?」
— KGN (@KGN_works) 2019年1月4日
結局、他人様が教育を受けてるメリットがあればこその現代社会だからね。
— KGN (@KGN_works) 2019年1月4日
教育が一部エリートのもののままだったら、こうはいかない。
大学出てるんだからこのくらいは考え付こうね、としか言いようがないねえ。
......。サインコサインは典型的なやつですけど。
— 駄文屋あさひ@iM@s最高! (@asahiya_WWer) 2019年1月4日
元素記号って化学におけるアルファベットみたいなものでは。普段意識してないだけで、H2Oを水と認識するためには元素記号としてのHやOを知ってる必要がありますし(
化学式を扱うだけが化学でもないですよね。
もっと生活に密着してるのは肥料ですかね。
— KGN (@KGN_works) 2019年1月4日
あれも「かりってなんだべ」ではどうにもならんですから。
化学式のことを分かってないと水素水なんてのに騙される
— R・昼行灯 (@rHiruandon) 2019年1月4日
ああ、ありますねそういうの...
— KGN (@KGN_works) 2019年1月4日
具体的に誰かはあえて挙げないでおくけど、炎上商法にしてもおチープ過ぎて本質のレベルが知れてしまうという人のお話。結局のところこの類のお話は「お前がそう思うのならそうなんだろう、お前の中では、な」で済んでしまう。仮に語り手本人の人生ではそうであったとしても、他人がすべてそうでは無い。
そりゃ確かに、一般教養・教育の対象として、馬車の使い方を覚えろとかエスペラント語を覚えろといわれたら、それは使っていないと反論しても問題は無いけどね。実際にほとんどの人が使う機会が無いのだから。生活の中で、隠れてそういうものが必要だという事例も無い。つまり今件で語った方は、単なる炎上商法か、そうで無ければ物事の仕組みについて推し量る能力があまりにも浅いということになる。
...ああ、EM菌とか水素水とか江戸しぐさとか、そういう類の、基本部分が分かっていれば鼻で笑われるようなものに、偉い人とか権威ある人が混じっていることがあるのって、単に金儲けをしたいから信じているふりをしているだけっていうケース以外に、「恵まれた環境」で育ってきたから本当に知らずに信じてしまったってのがあるのか。いわゆる、免疫が無かったので感染してしまうというパターン。
日常使いの製品は「バカでも使える」を目指すから、それが完成すると「元素記号も三角関数も使わない」と言い放つ種類の人間でも困らなくなって、「そんなもん必要ない」とか言い出すようになっちゃうんでしょうね。ワクチンで感染症が減った結果として反ワクチンとかが出てくるのに似てる。
— PKA (@PKAnzug) 2019年1月4日
まったくこの通りです。自分の人生に直接役立たないことを学んだとしても、それは自分の専門分野と異なる人の立場を想像する力を養ってくれます。自分の専門分野の知識にだけ長けていればいいと思ってしまえば、客観性にも、異分野と連携する能力にも欠けますから、結局は視野の狭い仕事しか出来ない。 https://t.co/xg9RSt46DB
— K.Miwa (@quattropanorama) 2019年1月4日
日常の中で知らない、使っていない、意味がないと「当人は思っていて」も、実は知らず知らずのうちに使っているなんてことは日常茶飯事的にある。直接使わなかった、役に立たなかったとしても、間接的に役立つことなど山ほどあるし、逆にいえば狭い領域以外には足を踏み出せなくなる。本人がそのような生き方を望むのならそれはそれで構わないけど、他人にそれを強要するのは止めてほしい。「自分は修行僧的な生活をする。他人もそれをやれ」とかいうようなものだ。
あと、ワクチン云々の話は確かにその通り。利便性が高まると、それを支えている部分の認識が薄れてしまう。インフラ軽視の話とかよくあるパターンだし、以前紹介した「26世紀青年」の世界がまさにそれ。
よりによって治世者の立場にある人が言及してよい内容ではないと思うのだけどね。
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