コインランドリーとお金の意味

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当方の行動領域内にもコインランドリーができて、何かのブームかなと調べてみたら、どうやらビジネスとしてコインランドリーを始めてみませんかとアプローチをする話が一部界隈で流行っているらしい。自販機やコインロッカーと同じでメンテはあまりしなくて済むし、勝手に稼いでくれるステキナイスなビジネスだからという触れ込み。

一方で世帯構成人数が減り、一人暮らしも増えたことで、洗濯機の需要が少なくなり、コインランドリーで済ませた方が色々と楽なのでは、という考えもあるとのこと。これは確かにその通りで、料理にしても中食が浸透した一因は社会構造の変化にあったりする。

で、靴のコインランドリーってのは初めて聞いたのだけど、これは確かに便利そう。実際に靴を自前で手洗いするとなると、専用のブラシは必要になるのだし、かなり手間がかかるし、しかもきれいに成り難い。その上、乾くのに時間がかかる。

そのあれこれを時間と労力をかけてやるよりは、200円を支払ってやってもらった方が、コスパの上では非常に賢い選択となる。ブラシの初期投資はともかく、わざわざごしごしと苦労して磨く時間と労力が200円分にしかならないということならば、代替してもらえばいいまでのお話。

お金って結局、このように、サービスやリソースの浪費を代わってもらうための価値対価でもあるのだよね。「お金の力で解決」という表現を嫌う人もいるかもしれないけど、「お金の有効活用」とすれば何の問題も無いわけだな。

こういう発想法ができると、結構色々と身の回りが良い方向に変わってくると思うので、お勧めではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月 9日 06:57に書いた記事です。

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