仕事に関する研鑽や勉強が辛い、力の伸びを感じられないという人って、自分のジャンルの勉強しかしていない気がするんよね。技術の向上って、それほど単純なものじゃないと思うのね。別ジャンルをちょっとまじめにやってみると、楽しさを思い出せたり、発想を転換できたりするかもよ。
— 葛葉 (@Cuznoha) 2019年1月13日
ある分野に特化したくて、長けたくて色々と手掛けていても、何だかしっくりこない、伸びを感じられないと思ってしまう状況がある。その時は気分転換という観点も合わせ、その分野以外の話にも耳を傾けるのが良策というもの。
単純に気分の転換、気晴らしという観点だけでなく、方向性の見直しとか別の視点での考察という観点でも有益だったりする。......というか、自分が判断した「専門の分野」の区切り分けが正しいと断定できるわけでも無く。もしかしたら自分がその分野の範ちゅう外として切り捨てていた部分に、大きなヒントがあるかもしれないし、さらにはその部分ですら専門の分野の領域内かもしれない。
これって食事の仕方にも似ている。健康に良いからといって特定の食品ばかりを食べていると、かえって身体を悪くしかねないってやつね。
ある特定のジャンルに固執しすぎると専門家としての経験や実績、技術や情報、技法に長けるようになると共に、それに囚われてしまい偏向的な思考構造を構築してしまいかねない。常に一歩引いて、多ジャンルのあれこれを見る必要がある。ミイラ取りがミイラになってしまうのだな、と。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年1月15日
専門的な分野に固執しすぎることのリスクはこういうものもある...というか最近この類のをちらほら見かけるようになったので、文言化で考えを明確にしておいた方がいいな、というとで。該当する分野にこだわりすぎてのめり込むと、ついついその概念にとらわれてしまい、飲み込まれてしまうというもの。
精神科のカウンセラーが心理的に参ってしまうとか、犯罪手法の研究をしているとそれを実行してしまうようになるとか。まさにミイラ取りがミイラになるというもの。困ったことに、ミイラになったミイラ取りは、自分がミイラになったことを認識するってことが滅多に無いのだよね。
そのためにも、常に一歩引いて多ジャンル・他ジャンルのあれこれを見る必要がある。自分が沼に陥らないように引っ張り上げる、他の自分をいつも用意しておかなきゃならないのだよね。
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