参考にできるのは史実・ノンフィクションだけでなく、フィクションもまた同様

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すべての人が、というわけじゃないけど、フィクションもまた、ノンフィクション同様に仕事において役立つという場合がある。言葉は悪いけど、対象の芸風を盗む、といえば分かるだろうか。

自分の知識の領域内に一次情報、正しい知識としてのあれこれだけでなく、何かを表現するための比喩的な言い回しとか描写の仕方、心に響くフレーズとか色々と、フィクションには満ちあふれている。たとえ自分の仕事がノンフィクションの分野でも、参考になる言い回し、表現の仕方がノンフィクションにもたくさんある。

あまりにオーバーだったり飛躍した表現だと、読み手側には面白いかもしれないけどノンフィクションの世界としてはどうなんだろうというのももちろんある。だけど自分の道具箱に納めて置けるような、光り輝く表現があるのもまた事実。

自分の専門的な分野に限らず、あちこちと手を出してみることで、新たな道が開けたり、自分の力量が底上げされることもある。その可能性のダイスを振るという目的でも、自分と異なるジャンル、今件ならばフィクションの世界のドアを叩くのは、よいことではないかなあ、と。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2019年1月20日 07:04に書いた記事です。

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