日本語も同じかも。並行してフィクションを読む量が増えた。実務の仕事ではあまり使う語彙ではないかも知れないけど、ひょんなことで役に立つ。役に立つからに読んでいるわけじゃないけど、この仕事は本当に無駄なことがないな、と思う。
— 矢能千秋(鉄道、交通、環境、社会、心理) (@ChiakiYano) 2019年1月16日
優れたフィクション(小説でも、ラノベでも、BLでも、萌えゲーでも)に日常的に触れていると、あー、この場面でこういうふうに表現すると読み手に響くんだなというのが、技法ではなく感覚でわかってくる気がします。これは翻訳ジャンルにかかわらず有益だと思っています。
— 葛葉 (@Cuznoha) 2019年1月17日
すべての人が、というわけじゃないけど、フィクションもまた、ノンフィクション同様に仕事において役立つという場合がある。言葉は悪いけど、対象の芸風を盗む、といえば分かるだろうか。
自分の知識の領域内に一次情報、正しい知識としてのあれこれだけでなく、何かを表現するための比喩的な言い回しとか描写の仕方、心に響くフレーズとか色々と、フィクションには満ちあふれている。たとえ自分の仕事がノンフィクションの分野でも、参考になる言い回し、表現の仕方がノンフィクションにもたくさんある。
あまりにオーバーだったり飛躍した表現だと、読み手側には面白いかもしれないけどノンフィクションの世界としてはどうなんだろうというのももちろんある。だけど自分の道具箱に納めて置けるような、光り輝く表現があるのもまた事実。
自分の専門的な分野に限らず、あちこちと手を出してみることで、新たな道が開けたり、自分の力量が底上げされることもある。その可能性のダイスを振るという目的でも、自分と異なるジャンル、今件ならばフィクションの世界のドアを叩くのは、よいことではないかなあ、と。
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