そういえば少し前に、母が「あんたはネットに絵を載せてるらしいけどあんたのファンとかいるの?」と聞いてきたので「一応応援してくれる人はいるよ」と言ったら、羨ましいなぁ私も応援されたいみたいなことを言われて、そうか、普通に社会で生きてたらなかなか他人から応援してもらえることって
— ダニ (@daniikap) 2019年1月19日
ないんだなぁって気づいた。ネットのおかげだし、ジャンルのおかげでもあるけど、それでも応援してくれる人がいる、それはとても恵まれてることなんだと思った。もしネットがなかったら、私は私をただ無価値で無能な存在と決めつけていたと思う。自分をゴミ箱に捨てずに済んでいる。誰かのおかげで。
— ダニ (@daniikap) 2019年1月19日
インターネット、特にソーシャルメディアやそれに付随するサービスの浸透、利用者の増大による、情報の可視化や相互交換状況の累乗的な増加によるメリットの一つが、まさにこれ。
交友関係が広大な人ならともかく、一般の人では普段から接する機会のある他人などたかが知れている。ましてや何か趣味やちょっとした特技的なものを見てもらう機会など滅多にない。
けれどネットが普及した今では、不特定多数の人に自分の創作物や技を見てもらうことができる。無論、多様なバッシングを受ける可能性も多々あるし、情報の露出方法には知有意が必要となるけど、それでも色々な人に見てもらい、評価を受け、ほめてもらえる場が用意されている。これこそがネットのメリットの一つであり、まさに大航海時代の幕開け的な印象ではある。
無論、いつもご飯とみそ汁と沢庵しか無かった食卓に、突然バイキングメニューが揃うようになったものだから、有頂天になってしまって暴走する危険性はある。いわゆる炎上問題の少なからずはこれが原因ではないかな、と(写真投稿で変なものを徹夜明けのノリで投稿してしまうケースとか)。人はけた違いの他人から褒められることにすぐに慣れるほどには進化していない。
「普通に社会で生きてたのなら、他人から応援してもらえることってなかなか無い」。シンプルだけどネットネイティブには気が付かないこの事実、色々な意味でことある度にかみしめていきたい。
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