中の人 見てれば分かる 品の質

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仮に商品そのものの品質に変わりが無いように見えたとしても、その作り手、手掛けている人の本質、実情が見えてくると、商品への評価が大きく変化してしまってのは結構ある話。単純にイメージ的なものもあるし、作り手がそういう姿勢で臨んでいるのなら、商品にもそれが反映されているのだろうから、実は見えていない部分で色々と......というもの。企業イメージとかCIとかいうものも似たような話かな。

指摘されている通り、新聞はその最たるものかな、という感は否めない。無論ソーシャルメディアなどを使っていない新聞社の人もたくさんいるし、使っている人でも中にはまともな人、良い人もいる。ただ、新聞社の中の人を公称している人で、人格的に疑われる人、活動家の挙動を隠さずに成す人、反社的な意見を繰り返す人がたくさん出てくると、この人が所属する組織が創っている商品もまた、そういう思惑の下のものなのだなと認識してしまう。

「個々の意見だから」という反論もあるだろうけど、所属組織を公言し、普段はその組織内部でしか知り得ないことを言及したり、関係する話を成している以上、都合の悪い時だけ個人の感想ですというのは許容される話ではない。


例えば普段からキタナイ格好で料理をしているようなイメージの強い語りを繰り返している人が、調理人として働く料理店の料理を食べたいと思うだろうか。ましてやそのお店でキタナイ格好のままで調理をしている姿をソーシャルメディア上で披露したりしていたら。現在の新聞記者のあれこれは、これと同じなんだよね。

当人たちは自由だから、むしろ広報活動に貢献しているとすら思っているのかもしれないけど。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月26日 07:46に書いた記事です。

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