「ほうれんそう」は自己防衛のため記録に残そう

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報告連絡相談は組織人として欠かせない行動様式、それを略してほうれんそうって話はよく聞く。実のところこのフレーズを生み出した人の意図は別の所にあって、まるで「お客様は神様です」と同じように好き勝手な解釈をされているのだなあ、という話はいつかどこかでまとめた方がいいのだろうな、というのはさておき。

このほうれんそうをしたところで、した相手がダチョウ倶楽部ばり「聞いてないよ」的な反応を示すことがある。情報が伝達されたことが明らかになると、それに従い責任も発生するからだ。あるいは単に、本当にスットコな人で忘れているだけなのかもしれないけど。

で、聞いてない、言ったはずだ的な話を防ぐには、記憶だけでは無くて記録に残す必要がある。記録が残っていれば少なくとも自分の行動を証明できるから、してないことで責められることは無くなる。まぁ、「相応の給与をもらっているからこそ責任を取る立場にある」というセリフは一度でいいから吐いてみたかったけどね。手取りが同じ、あるいは一般以下で、責任を押し付けられるだけの立場となればそりゃ誰だって愚痴りたくは以下略。

ともあれ、ほうれんそうはその行為自身はもちろん、それを記録に残すことこともまた大切ではある。


昨今では電話での通話よりもメールでのやりとりが増えている。ほうれんそうはチャットシステムやDMでもいいのだけど、とにかくテキストベースでの記録を残しておくことは大切。さらにサブジェクト、要は件名とかタイトルのこと、は適切に分かりやすいものを書かないとダメ。そうで無いとスパムフィルタにひっかかったり、スパム扱いされて読むのを後回しされてしまう。

「緊急」「至急」「なるはや」なんていうのは問題外。誰もが皆同じようなことを考えているし、スパムメールもその類のフレーズは日常茶飯事的に使っている。あっという間にスパムに割り振られてしまう。この辺りは一度、ちゃんとした学習をする必要があるのだろうな、と。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月31日 07:42に書いた記事です。

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