アマゾンが全商品で1%以上のおポインツをつけるという話。マケプレ業者は業者自身の負担

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Amazon.co.jpで、全商品に5月23日から、1%のAmazonポイントが付与される。Amazon直販商品、出品者からの商品すべてが対象という。Amazon.co.jpの出品者向けポータル「セラーセントラル」で2月20日に発表されたもの。出品商品のポイント費用は出品者の負担になるとあり、出品者の間で衝撃が走っている。

アマゾンの商品購入の際に、今後......というか5月23日以降はその販売価格の1%以上のアマゾンポイントがつけられるようになる。アマゾン直売の商品はアマゾン側が負担するけど、マケプレ業者の場合は業者側が負担すれ、というもので、色々と注目やら問題視やらされている。

これって結局昨今のポイントカード制の普及に伴い、結局は高めのお値段設定で差額をポイント還元させてプラマイゼロにした方が、お客の満足度も高まるってところから、アマゾン自身もやらなあかんと考えたんだろうな、と。ポイントにしてしまえばアマゾン内での利用に拘束できるし、現金よりもお気軽に消費してしまいたくなるってのも否めない(クレカでついつい買い物しちゃう、あの行動性向と同じ)からね。

海外のアマゾンではどうなんだろう......と思ったら「2007年、日本独自の制度としてポイントプログラムを開始」と説明にあるので日本だけの話なのか。

元記事でも触れられているけど、アマゾン直売のは勝手に負担増になってるから別に知ったこっちゃないけど、マケプレ業者にとっては頭の痛い話。ポイントアップ分を値上げでまかなおうとするとかえって客の利便性がってしまうし、負担がかかるし、何より独禁法に抵触する可能性がある。この辺りは法の専門家にお任せなんだけど。

まぁ、検索機能で送料・手数料とか付与ポイントを考慮せずに、とにかく値段そのもので安い順にソートできてしまうから、価格そのものを引き上げるってのは難しいよなあ、と。今でも1円単位で価格の上げ下げを頻繁にやってる商品もあるぐらいだし。いや、マジで。株価動向を見ているような状況だからねえ。

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このページは、不破雷蔵が2019年2月23日 07:20に書いた記事です。

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