ブックオフとは思えない棚。亡くなった研究者の処分品だと思う。良く廃棄されずにここに並んだ。「遺族は死後容赦なく手放す」という古書店店主の言葉を思い出しつつ、小一時間くらいぼんやりと人物を想像しながら眺めることが出来て それは楽しかった。9割がた文字すら読めなかったけど pic.twitter.com/THv6va3Aea
— 吉原航平 (@hitobos) 2019年2月2日
正直なところブックオフの目利きのレベルはお世辞にもよいとは言えないレベルなので、最新の物品以外のものは本来の価値とは無関係で、古いか新しいかぐらいだけの価値判断で価格が振り分けられるケースが多々あり、結果としてその筋の人が見たら目玉が飛び出るようなシロモノがスットコな価格で店頭に並んでいたりする。
まあ、物の価値ってのは需給で決まるのであり、それを知らなければこういうことにもなるよなあ、というよい見本ではあるのだけど。その観点では「目利き」とか「知識」って本当に大切だよな、と。当方の行動領域内にもおもちゃを取り扱ったブックオフがあればいいのだけど。
貴重な蔵書を持っている人が亡くなった時、そうした書籍を買い取る窓口を設けて葬儀会社とコラボするというシステムがあってもいいと思う(その窓口通じて専門の古書店に売却されるとか)。そうすればその本を欲しがっている新しいオーナーの手に渡るしお互いにwin-winになるだろうから。 https://t.co/xFCEIuoTuv
— 芳村 毅 (@DaihatsuP5) 2019年2月2日
自分も引っ越すに当たって膨大な蔵書を整理したけど、いきなり捨てたりブックオフに持ち込んだりせず先ずは都内の自動車やファッション関連の古本屋に持って行って査定してもらったら結構な額になった。ゴミや二足三文で買い叩かれるような物も、価値を知っている人や店に渡ればそれは財産になる。
— 芳村 毅 (@DaihatsuP5) 2019年2月2日
他方、自分の手持ちの資料を整理する時には、いきなり捨てるとか目利きのアレなところでは無く、専門的なところを探して持ち込むべきだなというのはつくづく実感。対価が得られる云々ってのは二の次で、対価が発生するということはそれなりの価値を見出している、つまりその物品が第三者に渡せるだけの価値を持っていると認識してもらっているし、そうなる可能性が高まることを意味するから。お金というのが物の価値の物差しだという概念を知っていると、理解はたやすいはず。
あと、葬儀云々ってのは亡くなった人が持っていた遺物のジャンルが多様すぎるので難しいかも。むしろ予め専門業者と契約する仕組みを設けておくとかいう方がいいような気がする。あるいは葬儀会社が「この類のジャンルなら対応できますよ」という業者と複数契約しておくとかね。
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