ツイッターは短文のコマ切れで構成される情報の集合体。個々のツイートに感銘を受けたり同意をしたり反発を持っても、それが発信元の本心や実情を表すものとは限らないことに注意が必要です。妄想、扇動、フェイク、化けの皮。アカウントをたどり、その人の履歴ツイートを確認してからRTを。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月4日
ツイッターは他のソーシャルメディアとは随分と性質を異にするシステムで。短文のコマ切れで構成される形を取っている。個々のツイートの内容が優れていても、それを持ち上げることでそのツイートを語っている当人の存在を他に知らしめ、さらにその人に対する良い印象を散布したことになってしまう。
これって例えば凶悪な犯罪者が子供を拉致するために、ターゲットとなる子供に優しい声をかけて言うことを聞かせようとした際に、その語りのみを取り上げて犯罪者をヨイショするようなものなんだよね。
語りの内容と語った当人との紐づけなど関係無いといわれればそれまでだけど。その語りを読んだ人のすべてが同様の印象を持つとは限らない。加担したくないのなら、プロフィールや履歴のツイートの確認をすることを忘れずに。
単発のツイートからでは見過ごしてしまいがちなそのアカウントの本質。そのリツイートで悪事や悪意の無い悪業の後押しをしてしまうかもしれない。オオカミ少年が語る単発の言及に興味があったからといって、その言葉の拡散公知に手を貸すか、ということ。
このへんの精査って、スマホだと特に面倒くさいので、そんなことはやらずに条件反射的に反応して拡散に協力してしまいがちなんだけどね。さらにテキストベースだと特に、アンタッチャブルな存在かどうかを見極めにくいというのもある。
新聞社のスットコ記事をポータルサイトが配信元の名前を出さずに転送して権威づけしてしまったり、有識者とだけ書いてあるけど実名を確認したらトンデモな人物だったとかってあるでしょ。それと同じ類の話でしかないのだよね。
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