フリーランスのイラストレーターを目指すために必要な絶対条件をご教授します...
— 森野ヒロ(お仕事募集中) (@morinohiro) 2019年2月4日
生活できるように何でもいいから収入減を確保しろ!一年くらいは最低でも無収入でも問題なく生活できるように貯金しろ!以上だ!
「絵で食ってくために仕事を辞める!」?絵で食っていける収入を絵で確保してからにしろ!
「収入減」ってのは「収入源」のことね。当人も修正してたけど。これは自由業・自営業に限らず、転職する・せざるを得ないような状況に追い込まれても慌てることが無いように、最低でも半年、できれば一年分ぐらいは食い扶持を確保しておけって話と通じるものとなる。もっとも勤め人の場合は失業保険があるからひっ迫感はフリーの人と比べれば薄いのだけど。
背水の陣を決めるって考え方も間違いでは無いのだけど、リスクが高いうえにコケたら取り返しがつかなくなってしまう。シートベルトをする時間も惜しいからすぐに急速発進する運転手みたいなものだ。
「本業をこなして副業で色々とやっていくのが一番無難。コケても本業が生活の支えになる」って話はよく聞くけど、まさにそんな感じ。命綱も無い状態で綱渡りをするのは賢い話ではない。漫画や映画に登場するその類の話は、表には出ないたくさんの失敗例があり、たまたま成功した例が作品となっているのに過ぎない。
いやほんとにね。「ギリギリに自分を追い込まないと夢なんか叶えられない!苦労は必要!」とかね、アホかと。絵を描いて生活するのに設備投資費とかかかるじゃ。最低ラインはそれプラス生活費じゃ。
— 森野ヒロ(お仕事募集中) (@morinohiro) 2019年2月4日
これって以前コメントもしたけど、生活そのものに困るようになると、考えがそちらに拘束されるどころか、時間までも縛られるようになってしまって、創作がまともに出来なくなってしまうのだな。会社経営で資金繰りが怪しくなると、資金確保に東奔西走しなくちゃならなくなり、本来のビジネスそのものも蔑ろになってしまうってのとまったく同じ。
あとさ、ちょっと繰り返しになるけど「宣伝とかかっこ悪い、売れる絵描きのすることじゃない」とか寝言抜かしてないで宣伝しろ、募集しろ、上手くできなきゃそりゃって話になるが最初から上手くなるわけないやん。アンディ・ウォーホルに魂でも売れ。絵を描くことが大切ならにそのくらいやっとけ。
— 森野ヒロ(お仕事募集中) (@morinohiro) 2019年2月4日
そんなちょっとしたプライド取って描けなくなるとか本末転倒だろ。明確なアピールとか売り方の目的あってとかでもなくそんなプライド選ぶ時点で絵を描くことそんな好きじゃないんだろそれは。
— 森野ヒロ(お仕事募集中) (@morinohiro) 2019年2月4日
あとはフリーランスの場合、本人が営業も広報も兼ねているってことを忘れないように。たまたまバズって注目されて有名になってビジネス的にも成功した人ももちろんいるけど、それは本当にごくまれな幸運な人。そしてそういう人も多分に、その背景には地道な努力と広報宣伝があったりする。
情報を開示しなければ他人に知られることは無いわけだし。無論スパム紛いのことをしろってわけでは無く、適切で絶え間ない公知が必要だってこと。プライドを捨てる=スパムをすることって勘違いしている人もいるけど、それは違うからね。
もっともこの辺の宣伝の役割は、組織に所属していればある程度は組織側がやってくれるのが常ではあり、それこそが組織所属のメリットではあるはずなのだけど......最近はその組織側も宣伝の仕方を知らなかったり、所属している人に丸投げってケースが増えてきたからねえ。皆が皆、広報宣伝のノウハウが必要になるという、なんとも奇妙な時代ではある。
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