周りや取引先にすごい人が多いと、すごい人の仕事を組み替えて、整理して、お客さんに最適に届くようにするだけでも仕事として成立するんですよね。
— かわい/ Takashi Kawai (@yrik) 2019年1月30日
スゴイ人の仕事ってのはスゴイ内容のが多くて、とてもではないけど一般の人には手が届かないものが多い(語彙力)。だからそれらの要素的なものだけでもいいので、分かりやすく整理をして、不必要なものを切り取りして、普通の人に最適化した上で届けられるようにするってことが、立派な仕事になる。無論、スゴイ人の仕事の看板をかけただけの、偽物じゃあ意味が無い。羊頭狗肉はダメヨ、ということ。
そしてそのような仕事をするためには、まずはスゴイ人の仕事の内容をちゃんと理解して、正しく整理して最適化できるだけの能力が必要になる。している本人は気が付かないかもしれないけど、その人も実はスゴイ人と同様のレベルに達している。人に物事を正しく教えるためには、まずはその物事を理解していなきゃいけないけどね。そりゃもちろん理解しなくても可能ではあるけど、大抵は間違ってたり変なものになってしまったりする。
だから考えようでは、スゴイ人に囲まれている状況は、良質な食材とレシピに囲まれた料理人みたいなポジションだと考えられる。どのように調理するかは自分の腕前次第だけど、非常によい条件下にあるわけだ。周囲のスゴさに劣等感を覚えるよりは、自分の仕事の材料が山のように積み上げられているステキな環境と認識すればいい次第。
そしてこの仕事の仕方って、解説とか報道とかの仕組みとほぼ同じ。「お客さんに最適に届くようにする」ってのは、正しく分かりやすく再構築するってことだから。読書感想文なんかもそうなんじゃないかな。
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