認知症の祖母に新しい家族をプレゼントしました。
— 中野湧仁#STOP電話de詐欺 (@kageroupro44) 2019年2月6日
祖母は「アレクサ、今日何曜日?」と何度きいても、アレクサはちゃんと答えてくれる。
スマートスピーカーって実用性あるのか疑っていたけど、間違いなく介護業界には役立つと確信した。 pic.twitter.com/0jrQrMJADz
今、まさに、介護老人向けのスマートスピーカーを使った、感情分析・予測/ご家族通知システムの開発をやっています
— piacere @fukuoka.ex(Elixir/Phoenixと重力への愛がヤバいプログラマ) (@piacere_ex) 2019年2月9日
このスマートスピーカーを活用する領域は、非常に多くの可能性を含み、かつ介護業界の人手不足を解決できるポテンシャルを持っていると実感し始めていますpic.twitter.com/J6jQ4MVQdF
元々ロボット技術の必要性の一つに、介護のサポートをさせるためっていうのがある。スマートスピーカーは介護問題に色々と役立つものでは無いかな、という感を覚えさせてくれるのがこの話。同じ事を何度も繰り返し尋ねてきたり、気兼ねない質問をしてみたりといった、ルーチンワーク的なもの、あるいは聞き手側としては苦痛になりかねないようなものを、スマートスピーカーに任せてみてはという発想。
人間味が無いとか思いやりに欠けているとか冷淡だとかいう意見が出てくることは十分に予想がつくけど、アニメなどに登場するロボットとのやり取りとて結局は今件の話と同じようなものではあるし、チューリングテストの話にもある通り、結局は使う人がどこまで相手を人間として認識するか否かって問題になってくる。そもそも、スピーカーを通じて聞こえてくる声はデジタルデータ化された上のものだし、それが人発信のものか機械発信のものか、どうやって区分するのか。
人がリソースを消費して行う作業を、どこまで機械に任せることができるのか。その観点では今回の話は非常に有益なものに違いない。無論、プログラムの上では色々な工夫は必要だし、専用の自己学習機能的なものも求められるだろうけどね。
コメントする