一人暮らしの実体験はできる限りやっておいた方がいい

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当方は大学のさ中で実家を出てからずっと一人暮らしを続けているので、正直この感覚に今一つピンと来ない部分もあるのだけど、そうでない人にはモノスゴイ格差があるんだろうなあ、というのが一人暮らしの経験におけるあれこれとその必要性。所帯持ちでも突然一人暮らし的な......というか厳密には家事のあれこれを自分でやらなきゃならなくなる状況は想定されるわけで、いざその時に慌てふためくだけになるぐらいなら、事前に経験なり実習しておく方が、絶対に役立つよ、というお話。

単に料理や洗濯、掃除ができるか否かってだけではなく、家事全般の包括的な管理とか、お金のあれこれの調整とか、日常生活の中でやっていかねばならない事ってのは結構多い。ゲームの中の住宅住まいのように、時間が経過しても単にタイムカウントが進むだけっていうほど、世の中は甘くないのだ。

指摘もされているけど、いわゆるニート的な存在の人が、今後金銭面で支えてもらった親族が亡くなったり倒れたら、その後どうするのかという問題は結構大きいよなあ、と。ただこれって露呈化するようになったから騒がれているまでの話で、これまでも隠れている形で少なからず同じような事例はあったはず。病気とかでもあるだろうし、そもそも論として昔の場合、そのような状況下ならすでに存在自身も危うかったことも考えられる。それだけ世の中が裕福になってきた、許容範囲が拡大しているとの解釈も出来よう。限界線が延長された、というのは酷な話かもしれないけど。


引用元ではお金との表現が用いられているけど、要はリソース。生活の維持にどれほどのリソースが必要になるのかの把握とその配分。これがとっても大切なのだけど、一人暮らしではそれを全部自分でやらなきゃいけない。子供がいてその子に管理などを任せるわけにはいかないどころかむしろ余計に管理をしなきゃならないってこともある。

高齢層世帯のエンゲル係数の増加とかってのも、結局自分の生活環境の維持をお金というリソースの配分で他に委任しているからってのもあるのだな。中食って結局そういう発想だからね。

この辺りは知識である程度習得はできても、結局は経験してみないと分からんってことが多分であるし、実際にやってみてなるほどこうか、と新たな気付きを得ることも多い。キャンプのような楽しさは無いかもしれないけど、一人暮らしはできるだけ早いうちに体験しておくことをお勧めしたい。

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このページは、不破雷蔵が2019年2月14日 07:27に書いた記事です。

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