ツイッターで流れてきたマンガが実は商業連載作品でプロモーションだったってのはフォローしてる作家本人がやってるならともかく何の興味も無いフォローすらしてない人のマンガがリツイートで全部ダラダラと流れてくるのが問題なのでは無いかと。
— みん☆ねこ (@mincat001) 2019年2月12日
「○○が××な漫画です」で商業作品を宣伝してるの、根本的に取り違えているのが現状ああいうツイートで興味持つ人間は数ページでまとまっている作品を「読み切りたい」のであって単行本何冊も出てるような作品を「読み始めたい」わけではないというところ
— るいーね (@ruineGT) 2019年2月10日
今後も長い商業作品の1話目数ページをツイートする方式の宣伝が増えれば、そのうち元から商業作品に対してアンテナの高い人間しか興味を示さなくなって宣伝方法としては確実に陳腐化する。宣伝することが悪いんじゃなくて、戦略が間違ってる
— るいーね (@ruineGT) 2019年2月10日
ああいう形式で最も宣伝するべきなのは4コマとか短編連作。ツイート分だけでも話のまとまりとして認識できて、宣伝も「この後どうなるかは単行本で!」じゃなく「これと同じような話がもっとたくさん読めます」になるからネガティブな印象も抱きにくい
— るいーね (@ruineGT) 2019年2月10日
ここ数日当方のツイッター上のタイムラインで話題に上っていると共に実物ももりもりやってきている、商業誌掲載・単行本化されている商用漫画の最初の話などの一話分を、さも創作の新規投稿などのようにもりもりスレッド式に流していき、最後に「実は単行本の話でしたー、これに載ってるから買ってね」話。ネット上で宣伝しちゃいけないのかという反論もあるけど、そういうわけじゃなくて、方法論として間違ってるよというのが当方の自論。
大体上記で指摘している点も同意ができたりする。リツイートされると直接ファンでは無い人のタイムラインにもサンプル的なものがもりっと流れてくるわけで。そして広報宣伝の視点でも色々とミスをしでかしているのに、それに気が付かずに、単によさげだからと猫も杓子も状態になっていたりする。
漫画予告編の問題は、当然漫画の「サビ」にあたる部分を抜き出してるのでそれがタイムラインにこれだけ沢山あると読む方としては盛り上がる所ばかりずっと読めちゃうワケで、ツイッター上だけで満足しちゃうという・・・「いきなり!最終回」現象
— ざらぶ (@zarabu01) 2019年2月11日
まんがの尻切れ予告編をUPするのは全然推奨するけど我々は予告編が一番おもしろかったということを知りすぎているのが問題だ
— 西E田 (@nisiedas) 2019年2月11日
帝国の逆襲がなぜ一番面白いか それはハイライトだけ集めた予告編だからなのだよヤマトの諸君
引きが来なけりゃ意味が無いけど第一話が単なる導入部だったりする作品は困ってしまうし(そもそも論として第一話がつまらない作品ってどうよってのもあるけど)、タイムライン上で面白い、ああよかったということで終結してしまったら誘導すら叶わない。世の中すでに山ほど同様の面白いものはあるし時間ももったいないから、つまみ食いで満足してしまう、例のつまみ食いとかバイキングでのちょっと口にしてオシマイ現象。
他方、ウェブ記事にしても、広告記事なのに、タイトルなどにその旨を書かず、最後に「PR」とか「宣伝記事」とちんまりと書いてあるだけってのは気持ちのよいものでは無いし、印象も悪くなる。昔にこの類の話は随分と問題になったはずで、それと変わらないのだよね、宣伝であることを最初に知らせずに流すのは。
そもそも論として「宣伝ってなあに」辺りから考えないといけないのだな、この辺りは。対象をどこに設定しているか、どのようなリーチを想定しているか、導線は、見せ方は、その他もろもろ。プロモーションのあれこれと何ら変わらず。
今件で「ツイッターで漫画を宣伝するなというのか」というツッコミもあるけど、違うそうじゃない。むしろ大歓迎。けど、だまし討ちはアカンでしょとか、方法論を考えてよということなのだけどね。
ただこの辺りって、効率化とか最適化を求めると、それなりに時間もリソースもかかる。それを作家本人にやらせるってのはどうなんだろうなぁ、というのも本音だったりする。
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