日本でいう標準治療というのは
— 骨シンチグラフ医 (@bonescintigraph) 2019年2月12日
世界の天才たちが四苦八苦しながら、考え挫折し、時に失敗しながら積み重ねた、現在考えうる最高の治療法であり、かつ
日本の保険医療制度が手頃な価格まで補助して、庶民も手が出る標準的な治療
という意味であって、世界最高の治療と言って差し支えないです。
例のスポーツ選手の方の白血病話で色々と代替治療的な話の暗躍が出てきたことで。保険も適用され多くの医療機関で受けることが出来る治療法のことを標準治療と呼ぶのだけど、ネーミングが気に食わないというか、誤解して、標準があるのなら上級治療もあるのでは、俺はスタンダードではなくベストな治療を受けたいんだという粋がりをして、代替治療に手を染めてしまうケースが多々ある。
日本の標準治療ってのは指摘されている通り、効果が相応以上に確認できている、現時点では確率論的にベストの選択肢を意味する。ガンダムの世界ならジムのようなもの......と書くと「ガンダムに乗った方がいい」と思う人も出てくるかもしれないけど、ニュータイプじゃない人が乗ったらえらいことになるし多分ジムよりも使いこなせずに敵に倒されちゃうよ、という感じではある。
上級とか特別があるから標準なのではなく、不特定多数が手掛けても問題ないと確認されているからこその標準なのだな。商品における製品版。代替治療はβ版どころかα版、さらには偽のメーカーのまがい物だったりすることも。未承認治療とか未承認薬はα版の前段階みたいなもの。
やっぱ、標準医療って名前がよくないよ(´・ω・`)
— 同志カルロ・ゼン@劇場版モード (@sonzaix) 2019年2月14日
合法ドラッグ→脱法ドラッグ:『危険性が分かるような風に言い換え』
の逆バージョン。凄さを過小評価されがちなんで
標準治療
→最新EBM治療とか
→最新EBM適用最良版とか、ですね......
こー、スーパー最強だって分かる『看板』とかいかがっすか。
半分は冗談だけど、半分は割と本当に『標準なんて嫌だ! 最高の医療を受けさせてほしい!』って声があるんじゃないかなぁ......って思ったりしますた。
— 同志カルロ・ゼン@劇場版モード (@sonzaix) 2019年2月14日
ちがうんや、医療は標準が最高なんや......。最先端のが開発されたら、それが次の『標準』になるんや......(´;ω;`)
非常に簡単にまとめると、
— KGN (@KGN_works) 2019年2月14日
「標準治療=庶民の手にも届くような値段に調整された、『コスパ最高を目指した治療効果を持つ』治療法」
てとこですね。
日本は健康保険制度ってもんがありまして。
— KGN (@KGN_works) 2019年2月14日
レセプトなる書類を出し、毎月喧嘩してる医者サイドからすれば、「これが標準だろ治すんだから治療費出せ」と堂々と言える方法が基準になって貰いたいわけですわ。
あとは「この私が『標準』だって!?この、私、が!」と言わんばかりの態度をとる人もいるのが事実かな。
— KGN (@KGN_works) 2019年2月14日
「あ~、最先端ってつまり実験段階ってことですよ」
「治験って、誤解されること多いけどデータ取ってる段階ですよ」
とユル~い雰囲気でたしなめてますが。
効果を期待するなら標準治療を。
日本は健康保険制度ってもんがありまして。
— KGN (@KGN_works) 2019年2月14日
レセプトなる書類を出し、毎月喧嘩してる医者サイドからすれば、「これが標準だろ治すんだから治療費出せ」と堂々と言える方法が基準になって貰いたいわけですわ。
標準はよくない、最高とか最強にしろという意見も分からなくはないし、プライドを傷つけられる人もいるのだろうけど。ぶっちゃけるとそれ以外の名前を使うと、リスクが体現化した時に逆切れ度合いはフルスロットルになるし、逆に名前で忌避する人も出てくるかもしれないというクレームがやってくるのは目に見えている。利用ハードルを下げる観点では「標準」というフレーズがベストなのだよね。
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