さて。俺にあてられて関数電卓を買ったものもいるだろうから、アフターサービスを一つ。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
まずはとても簡単な電卓の使い方を教えよう。
初級は普通の電卓でも良いのだが、覚えるのが面倒なら関数電卓にプログラミングする手がある。まずは簡単な計算をしよう。
まずは年収を2000で割る。これだけ。それがおよその時給だ。この時給に8を掛けると日給になる。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
現代という時代では、この数字を見て過ごす毎日を考えないといけない。
ただ就職して仕事を続けてもその時給は大きく動いたりしない。それが現実だ。
動かすには何かしないといけない。
年収は時給(日給)の積み上げだ。だから時給(日給)を上げないことには年収の拡大もない。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
上げてやろうと上から降ってくるのを待つのも良いが、そこまで上を信用もあてにもしてないのなら、まずはこの数字をどうあげるか考えると良い。
通常最良の手は転職であり、アップする転職には自分の価値を上げないと行けない。どうあげるかは電卓は教えてくれないが、どう考えるべきかは数字が教えてくれる。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
最初は、時給を100円あげる仕事は何か。それを普段から意識するだけでずいぶん結果が変わる。
2000倍すればもちろん年収になるよ。
数字の概念的なものは元々人間の存在以前からあったもので、それを人の知恵によって定量的なものとして明確に概念化し、取り扱いができるようにしたことによって、人は格段に利便性を得ることが出来るようになり、進化が可能となった。数というものの考え方の認識とか、その取扱いとかは、知的な考えをする上では必要不可欠なものとなる。
で、それほど大げさなことを考える必要は無いのだけど、電卓があると色々と数量化できて気付きを得られるよ、という話。関数電卓にぶち込んでおいて答え一発でもいいけど、それはそれで面倒だから単なる電卓でいいかなという豆知識。
割ったり掛けたりしてるだけじゃん、と言われればそれまでなんだけど、それだけのことで普段の数字が別の意味を持ってくる。自分により身近な存在となる。何となく、もやっとした数字が、リアルなものとして自分に降りて来る。
次。毎日の小物消費を積み上げていって一周間の累計額を足したら50倍する。それが年の雑費消費だ。タバコやコーヒー、ガムやお菓子。それらの年間消費額はおよそこの金額になる。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
この額をどう評価してどうするかでまた人生は変わる。
大きい買い物は買った金額をメモして、その隣にこれまで上げた価値や利益を書いてみる。すると貴方にとって、そのアイテムの本当の価値が導出できる。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
買って終わりでなく、買った後の値付けが重要なのだ。ひと月先や二年先の値付けも価値がある。一覧で見れば賢い買い物が見えてくる。
すると、炊飯器や洗濯機、食洗機は(毎日使ってちょっといいなら)必ず購入価値を上回ることに気づくだろう。これらは高くても問題ない消費だ。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
差額を計算すれば儲けや損も見えるし、毎日200円の価値とか決めて掛け算して計算しても良い。計算機を叩けば数値が見える。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
という事で超初心者編終わり。
もちろんこれらは全てスマホの計算アプリでもできるのだが、計算機の真価はながら計算にある。ツイート見ながら計算するにはスマホアプリでは不便になる。計算を習慣化すると仮定すれば少しの手間を一円や二円で換算しても電卓はすぐに元を取れるはずだ。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
小物消費額でなんで人生変わるかというとその額が一番簡単に動かせる個人のお金だからなんよ。
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2019年2月15日
缶コーヒー1日2本、1本130円なら130×2×7×50でおよそ9万円よな。
その9万円はすぐに別の何かに動員できる。コーヒーではなく、自分の成長や嫁への花束でもええんやないかな。
似たような話として。今度は逆に切り刻んでいくのではなく、積み増していくという逆の方向性を電卓で考えてみる。今件の場合は得られるメリットとの兼ね合わせってのもあるけど、意図的になのかな、複利計算の話が除外されている。貯金のように利益が利益を生んでいくってこともあるので、価値の積み増しってのは重要なのだな。
ただ問題はこの辺りの数量化による概念の具体化ってのは、大元の考え方を認識していないと把握は難しいし、説明しても理解が困難だったりする。数時間並んで牛丼一杯の無料の権利を行使するのが得か損かってのを考えられるかどうかってところ(無論イベント的に考えて「並ぶこと自体が自分にとっては利益となる」との認識までしているのなら話は別だけど)。フロチャート的な物事の流れをできない人はプログラムそのものが難しいってのも似た事例かな。
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