ツイッターでのコミックの「宣伝」をするなってわけじゃない、方法論が間違っているだけ

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先日から急激に同じ方法論を用いる人が増えてタイムラインがその類のもので埋め尽くされるような時すら生じている、ツイッターで商業誌や法人サイトでの掲載漫画を、さもツイッター上での創作作品であるかのように掲載して、最後に「宣伝でした」的な形で宣伝をするスタイル。この方法の批評をすると「宣伝をするな」という反論が多々あるのだけど、その部分で認知のずれというか食い違いが生じているのは間違いない。

宣伝をするなってわけじゃない。むしろ大歓迎。けれど、方法論が間違っている。デパートの食品コーナーで試食品を通りがかりの人の口に強制的に突っ込んだり、配布した後に「実は有料です」といっているのとあまり変わらない。

宣伝なら宣伝であると、最初にちゃんと伝えてくれればそういうものに対する姿勢で読み進めて評価して判断できる。最初は単なる創作品のように披露して、最後に実は宣伝でしたっていうのは、悪い意味でのサプライズ。


先日もちょいと触れたけど、この類の方法ってのは数年前に問題視された、ウェブ上での広告記事、特にネイティブ広告の問題と軸を同じくしているのだよね。

だから、昨今の動きは間違った方法論で扇動されてツイッターでの情報開示・宣伝そのものが嫌悪されてしまうような動きになる可能性が高いので、とても気になっているのが実情。2ちゃんねるスラングの「まただまされたか」が脳内をエグザイル状態で駆け巡ってるんだよねえ。

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このページは、不破雷蔵が2019年2月17日 07:07に書いた記事です。

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